概要
禁断の魔法書といわれる存在。存在が明かされたのは第23話から。魔法学校の旧校舎にあると噂されている。
昔、人のネガティブな感情から悪い魔法が生まれることに心をジュエリーナ様は一冊の本に悪しき呪文を封じ込めたという。それが「バッデスト」である。ジュエルランドで不要な魔法も封じられているといわれているが、詳細は誰もわからない。
アルマや祐馬が幼い頃、二人の母親であるフェアリーナがレアレア界で暮らせるように自身の持つ魔法を捨てようとバッデストの封印を解くが、悪しき魔法がジュエルランド中に広がってしまった。バッデストの封印を解くことが過ちだったことに気付いたフェアリーナは広がった悪い魔法をすべてバッデストに再封印した。このことの呪縛でフェアリーナは永遠の花園で深い眠りについた。
バッデストの本当の在り処は旧校舎のどこでもなく、ジュエルリングにある氷の花に中であった。また、本ではなく、剣のような形をしている。レアレアのネガティブな心に反応し、取りついた者の憎しみや悲しみを吸い取り増幅し、最終的に取りついたものを心臓とし命を得て強大化する。