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バブ(死霊のえじき)

ばぶ

バブ(Bub)とは、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画三作目『死霊のえじき』の登場キャラクターである。
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概要

演者:シャーマン・ハワード


本作の真の主人公

シリーズ第一作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』にて起こった原因不明の自然災害、ゾンビアポカリプスに巻き込まれて死亡し、未知の力によって動く死体「ゾンビ」に変貌した人間の一人。

長身で中肉の白人男性。

髪は黒で瞳は青。登頂部が禿げている。

赤のプライド柄シャツの上に黒いボロボロに破れたジャケットを羽織り、黒いズボンと靴を履いている。


生前の姿は登場せず、元軍人であることを除き本名を含め素性は一切不明。


フロリダ州郊外にある施設「セミノル地下倉庫」にて捕獲され、マシュー・ローガン博士主導の「ゾンビを飼い慣らす実験」の実験体として鎖で壁に繋がれた首輪をつけられた状態で初登場する。

当初はただのゾンビだったが、ローガンから定期的に「ほうび」として人肉片を与えられたことでヒトの肉を喰いたいという欲求、即ち「食人欲」が満たされ大人しくなる。更にローガンから教育を受けたことで自我に目覚めた

これにより生きたヒトを「餌」とは認識しなくなったばかりか、「ほうび」をくれるローガンに懐き従順に従うようになる。

ローガンにより、彼の父親の愛称である「バブ」の名を与えられた。

精神年齢は幼く精々児童並だが、ヒトとは違い「食人欲」意外の欲を一切持たないために性格は非常に高潔で義理堅い。銃を突き付けられて怯えたり、ヘッドフォンで音楽を聴き喜んだり、愛する者の死を悲しんだりと感情豊か。

生前の記憶自体は残っているため、軍人相手に背筋を伸ばして敬礼したり、拳銃を扱ったりできる。射撃の腕前は優れており、走って逃げる標的を撃ち抜ける。


映画終盤にネジを緩めて鎖を外すことに成功するも逃げようとはせず、ローガンに会いに行き外した鎖を見せて誉めてもらおうとするが、ローガンはその時既に「ほうび」の正体が自分の部下の遺体から切り取った肉であることを知り激昂した司令官ヘンリー・ローズ大尉によって撃ち殺されており、バブは彼の無惨な遺体を目の当たりにしてしまう。

このあまりの光景に悲しみと怒りを露にして泣き叫んだ後、落ちていたサラ・ボウマンとテッド・フィッシャーの拳銃を発見。片方を拾い復讐を決意する。


その後、自暴自棄になった兵士ミゲル・サラザールの手により地下倉庫内に雪崩れ込んできた大量のゾンビから逃げてきたウォルター・スティール軍曹と遭遇。バブは彼をローズの仲間と認識していたため、銃弾を浴びせ実験室に追い込んだ結果、他のゾンビに襲わせることに成功。ゾンビに噛まれたスティールは絶望のあまり銃を咥えて自害した。


それから間もなく、遂に仇敵ローズと遭遇。彼の肩、足、腹を撃ち抜き満身創痍の状態にした上で他のゾンビ達に襲わせ、生きたまま八つ裂きにされていく彼に敬礼すると、どこかへ去っていった。


彼の意志は、次回作『ランド・オブ・ザ・デッド』に登場する頭脳派ゾンビ、ビッグ・ダディに受け継がれる。


関連動画

銃を撃つシーン(※ネタバレ、グロ注意)


関連タグ

ゾンビ 死霊のえじき ジョージ・A・ロメロ

ゾンビ映画 ホラー映画

拳銃 ビッグ・ダディ(ランド・オブ・ザ・デッド)


ガナードマジニ、ゾンビと似たような存在であるが、知性があり武器を使いこなすことに共通している。ある意味こちらの先駆けに近い

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