CV:杉田智和
概要
乙女ゲーム『マジカルに恋して』(通称:まじこい)の登場人物で、ゲームの主人公フィーネの恋愛対象の一人。通称「バル」
ゲーム中では専用ED以外は従姉妹のリーゼロッテ・リーフェンシュタールが古の魔女に乗っ取られて破滅する際にフィーネを助けようとしてリーゼと共に死んでしまう扱いだったが、親友にしてリーゼの婚約者であるジークヴァルト・フィッツェンハーゲンがまじこいをプレイしていた遠藤碧人と小林詩帆乃の声が聞こえたことで、ジークを介してフィーネ共々二人の助言に従うことになる。
遠藤と小林にとってはリーゼのみならずバルを救うことも宿願となっている。
リーゼの妹3人の内の誰かと将来婚約ことになっていたが、3人とも年が離れている上に、次女と三女からは嫌われ、四女はOKしているが結婚というものを理解していない(いずれも彼がそう思っているだけ)ため、結婚には乗り気ではなく、後輩であるフィーネが気になっており、フィーネとなら廃爵されても構わないと考えている。フィーネはきつい言葉を投げかけるが悪い気はせず、二人とも以前から互いを知っていたような気になることも。
生真面目過ぎる性格でリーゼとフィーネからは脳筋扱いされているが、演じた杉田やリーゼ役の楠木ともりからは「バルは脳筋というより考えが過ぎるだけ」と評されている。(どちらかというとフィーネの方が…)
以後ネタバレ有
実はまじこいの世界はゲームの中の世界ではなく、れっきとした異世界。
バルとフィーネはこの異世界を作った創造神クオンとリレナが最初に作った人間アーダムとエーファの生まれ変わりで、エーファに横恋慕したクオンが自分のものにしようとアーダムを殺害したのだが、そんなエーファがクオンに惹かれるはずもなく、アーダムとエーファは幾度転生しては出会い、クオンもそれを追って同じことを繰り返していたのである。
そしてそれを止めようとしたリレナが拒絶され、悲しみと嫉妬からリーゼに宿る「古の魔女」となり、リレナとの諍いによって生じたひずみからクオンは遠藤と小林達がいる世界に来てまじこいを作り、フィーネを自分の元に呼び出そうとしたのである。