「いつも考えているの。どうやってパーティーを開こうか、どうやってパーティーに参加しようか、もうずーっとよ。もし、誰かがわたしの頭を開いたら。ほらこうやって、パカーンと開いたら! きっとパーティーのアイディアスケッチが、床いっぱいに散らばるわ!」
プロフィール
英語名 | Balloon Party |
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簡体字名 | 气球派对 |
分類 | 神秘学家 |
展示年数 | 17年(20世紀60年代) |
展示開始日 | 4月24日(春) |
展示場所 | ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州ヴッパータール → ヨーロッパ各地 |
ミディアム | ヘリウム |
本源 | 岩盤の遺物[岩] スケルトンバルーン |
香調 | オールドシプレノート ベチバー 海藻 ライム アンバー |
サイズ | 78 11/32 × 42 1/8 × 5 29/32 in.(高さ:198.99cm 幅:107.00cm 奥行き:15.00cm) |
ユーディモ | リス(バルーン製) |
CV | 水瀬いのり |
公式の紹介 | 【神秘学家】/【コスチューム紹介】 |
※サイズは「スケルトンバルーン」を含んで計測されたもの。実際の身長は150cm台半ば程。
人物
真っ白な髪(洞察2だと左側が黒のツートン)を二つ結びの三つ編みにし、モノトーンのゴシックスカートを身に付けた少女。
その言動は挨拶から別れに至るまで、それこそ風船のようにふわふわとしており、傍目から見ればかなり不気味な印象を受ける。
常に空中に浮かべている「スケルトンバルーン」だが、よく見ると目玉や骨らしきものが、血のような赤い液体の中に漂っている。
実際に手で触れる感触は柔らかく弾力があり、どくどくと脈打っているらしい。彼女自身もスケルトンバルーンの中身を「内臓」と語るが、本物の臓器かどうかは不明である。
彼女の両親は西ドイツの医者であり、病人が居れば赴いて看病してやる献身的な人物だった。
しかし当時7歳だった一人娘のことは白い石造りの家に置き去りにしたまま、重い感染症に罹り高熱に苦しんでいることにも気付かなかった。
隣町の出張診療から戻ってきた両親は、娘の呼吸が止まり胸が異常に膨らんでいることにようやく気付いた。
両親は娘のまだ温かい身体を起こし、背中を強く叩くと、娘は咳とともに風船を吐き出した。それから続けざまに2つ目、3つ目の風船が吐き出され、部屋は色とりどりの風船によって埋め尽くされた。
娘はそんな奇妙な嘔吐の後にすっかり元気になり、「奇跡と幸運の申し子」と形容された。白い石造りの家は前代未聞のパーティーのように、インテリアを一新したのだった。
その後の彼女の動向は詳しく語られないが、両親のように医師としてヨーロッパ各地の町を巡りながら、苦い薬が嫌いな子どもたちのための「パーティー」を開いているようだ。
性能面
「ヘリウムで肺を膨らませてあげる!」
レアリティ | ✦5 |
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本源 | 岩 |
ダメージタイプ | リアル |
ポジション | 回復 防御 |
伝承 | パンパンバルーン |
変則的だが優秀なヒーラー役。
最大の特徴は二種類の「バルーン」によるサポート性能である。
伝承効果やスペルで獲得する「パーティーバルーン」は、敵の攻撃を受けるとバルーンパーティーのリアル(物理)防御力分のダメージを反撃で与える。
洞察3に達すると毎ターン「パーティーバルーン」が自身に付与されるため、長期戦になればなるほど火力の足しになる。
またアルティメットで獲得する「イノセントバルーン」は敵の攻撃ダメージを軽減し、更にHPも自動で回復してくれる。
- アタックスペル「ピニャータ」
「行くよ。グーテンターク。」
くす玉人形を膨らませ、敵の上で破裂させる。
自分が「バルーン」を所持している時に貫通率が増加し、敵へのダメージが増える。
「割っちゃえ割っちゃえ!」
- ヒールスペル「ゴホンゴホン」
「怪我人はどこかしら?」
何度も息を吸って吐き、風船を生成する。
味方全体を、減少したHPに応じて割合回復する。瀕死に近くなるほど効果が大きい。
ランク2以上だと回復量の増強と同時にジャンルがカウンターに変化し、自身が「パーティーバルーン」を獲得する。ランク2で1個、ランク3で2個。
「げぇーっ。げー…げっぷ。」
- アルティメット「いい子と悪い大人」
「パーティーで一番人気の子は誰かしら? あの子かしら? それともこの子??」
大量の風船を打ち上げ、連鎖して爆裂させる。
敵全体がターゲットの攻撃をするが、ダメージ倍率は低め。その代わりに味方全員を回復させ、更に「バルーン」を付与することができる。
「むかーしむかし、『悪い大人』がいました。その大人はあんなことや、こんなことをして、最後は…爆発しましたとさ!」
関連動画
バルーンパーティー「銀翅の唄」