概要
『赫奕たる異端』や『孤影再び』などのOVA作品にてキリコ・キュービィーが使用したスコープドッグのバリエーション機。形式番号はATM-09DD。バーグラリー(Burglary)とは英語で「夜盗」を意味する。
降下騎兵の強化版であり、脚部に荒地走破用のトランプル・リガー、ミッションパックに折り畳み式の長距離砲ドロッパーズ・フォールディングガンを装備している。右肩の7連ミサイルは『ザ・ラストレッドショルダー』に登場したターボカスタムと同じだが、右腰の3連ミサイル、左腰のガトリング砲は独自のもの。本体の形状は脚部を除き胸のダクトの形や左肩のスモークディスチャージャーなど『野望のルーツ』のレッドショルダーカスタムを基にしているようだ。
なお、作中の機体はキリコが通常のスコープドッグを現地で改修したものなので、正式採用の機体とは装備が異なる可能性もある。
赫奕たる異端
作中ではマーティアルの聖地アレギウムへと単機で突入し、迎撃に出た守備部隊を瞬く間に蹴散らしていった。その後、テイタニアの駆るオーデルバックラーと激戦を繰り広げるが、戦闘中にテイタニアの補助脳が強制発動され、その圧倒的戦闘力の前に大破した。
孤影再び
後年に発売されたOVA版『孤影再び』にも引き続き登場し、キリコが搭乗した機体(武装はドロッパーズ・フォールディングガンが無い以外は『赫奕たる異端』に登場した物と同じ)と黒い稲妻旅団仕様機がある。
黒い稲妻旅団仕様機はボディが黒に塗られているだけでなく、「頭部のアンテナが展開してイナズマ模様のようになる」、「トランプル・リガーがローラー式からキャタピラ式に変更されている」などいくつか細かい相違点がある。また、ホバークラフトに乗って移動する為、トランプル・リガーを装備していない機体も見受けられる。
立体物
コトブキヤのD-スタイルシリーズにてラインナップ。※仕様は【赫奕たる異端】
劇中で使用した装備が同梱していて、別売のマズルフラッシュエフェクトパーツセットと組み合わせることが可能。