CV:林原めぐみ
概要
「三只眼」が第三の眼を閉じたときに現れるもう一つの人格。
鬼眼王シヴァを封印した「三只眼」が辛い思い出を忘れ心の傷を癒やすためにパールバティーだけが持つ『人格分裂』の能力を使って生み出され、八雲の父である藤井一(はじめ)に会うまでの三百年間をチベットの奥地で過ごしていた。
聖地にいた頃の記憶が「三只眼」によって意図的に欠落されているためあまり覚えてはいないが、
『人間になりたい』願いは強く残っていたため、本人もなぜそう願っているのか分からないまま亡くなった藤井一に渡された手紙を頼りに八雲がいる東京に向かったことで全てが始まる。
パイとしての人格
傲慢で尊大な「三只眼」とは違い、純真無垢で脳天気だが敵だろうと何だろうと関係無く助けようとするほどの優しい心を持つ。しかし、自己犠牲の部分が強いのもあるため无である八雲が心配するのもしばしばあるが今まで独り身だった八雲にとって精神的支えになっている。
酒には弱いが食欲が旺盛なため八雲から「妖怪食っちゃ寝」とあだ名をつけられている。
能力
タクヒやフェイオーなどの召喚は出来るが、閉眼時の霊力が低いため「三只眼」のような高度な術を扱うことは出来ない。
しかし『シヴァの爪』を装着した場合、元々強い霊力を引き出すことで光術「バラス・ヴィダーヒ」を繰り出すことが出来る。
その後
サンハーラの戦いが終わった後は八雲と結婚し、後日談『ユグドラシルのヤドリギ』で
「藤井パイ」と名乗っている。
性格はだいぶ落ち着いているが食っちゃ寝は未だ健在。