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藤井八雲

ふじいやくも

高田裕三原作『3×3EYES』の主人公。 **「藤井八雲の名において命ずる、出でよ土爪!!」**
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概要

父は妖怪を研究する民俗学教授「藤井一」で子供の頃行方不明になり、母からは育児放棄されたため、16歳の高校生にして一人暮らしをしていた。
しかし父の遺言を持って現れたパイと名乗る少女と出会うことで日常が一変する。
三つ目の妖怪三只眼(さんじやん)。遺言によればパイはその民の生き残りだと言う。
その時、杖をひったくりに盗まれた為に行方が解らなくなっていたパイの杖に宿る使い魔、怪鳥タクヒがテレビの画面に映る。タクヒを回収する為現場に向かうパイと八雲。だがタクヒは興奮のあまり我を失っていた。そして暴走するタクヒに襲われるパイを庇い、八雲は致命傷を負ってしまう。
だが八雲が絶命するその瞬間、パイの額に第3の目が現れ、八雲の魂を抜き取り、その体を三只眼の専属の守護者である不死身の妖怪「无(ウー)」と変えることでその命を救うのだった。
その後、交通事故で潰れた身体がすぐに再生する姿を友人たちに見られ「化物」と恐れられると、もう日常へは戻れないと悟りパイと共に人間になるため旅に出る。

だがそれは300年前に封印された三只眼の王・鬼眼王(カイヤンワン)と、鬼眼王の復活のため暗躍するその无・ベナレスとの長い戦いの幕開けを意味していた・・・。

ちなみに口癖は「ヤクイ」で「ヤバイ」の意味。

能力

16歳の時点で不老不死の「无」となったので何年経っても肉体的には16歳のまま。
元々戦う術を持たないただの一般人が不老不死になっただけだったので、初期の頃は不死身にかこつけた特攻が唯一の攻撃方法だった。
第二部以降は体術や獣魔術を身に付け、敵と対等に戦えるようになったが、それでも術者としては脆弱な方でベナレスをはじめとする一級の妖魔には歯が立たないことが多かった。
鬼眼五将の行や大魔道士マドゥライの指導と能力を受け継ぎ、数多くの戦いを経ることで著しい成長を遂げ、最終的にはベナレスや鬼眼王に唯一対抗できる存在になっていく。

使用獣魔

土爪(トウチャオ)
巨大な三つの爪を持つ甲虫の姿をしており、その三つの爪で標的を切り刻む。
闇を好む性質があり、地面に手を置いて召喚すれば、三つの爪だけが地面から飛び出して標的に向かって行き、空中に向かって召喚すれば、姿を現さず三つ筋の斬撃を放つ。
光牙と契約するまで八雲にとって唯一の攻撃用獣魔だった。
光牙と比較すると威力的に力不足感は否めないが、それでも直撃すれば人間や妖魔を簡単に引き裂く威力があるので主に接近戦に使われるようになった。

鏡蠱(チンクウ)
鏡のような体表を持った大きな蜘蛛の姿をしており、光術を反射する対光術用獣魔。
光を使った術をはね返す他に粘着性の糸を吐き出しロープ代わりに使用する事も出来る。

光牙(コアンヤア)
三つ目を持つ光の竜の姿をした光術獣魔。攻撃用獣魔としては最強クラスの破壊力を持つ。
見た目はさながらかめはめ波のようなビームそのもの。
超高熱を纏いながら直進し、障害物があろうと爆発して吹き飛ばしながら貫通する。
八雲にとって土爪以降の主力の獣魔で、熟練すれば軌道を屈折させたり、連射や拡散、複数同時召喚などの他、旋回させて巨大な光の繭を作るなどの応用も可能である。
ただ光の獣魔なので、鏡蠱など対光術獣魔を使われると弾かれてしまう。

走鱗(ツォウリン)
保護色を持つ板状の身体をしており、術者を上に載せ高速移動する。
いうなれば自立移動型スケートボードである。
壁面に貼り付いて足場代わりにもなったり、短距離であれば水上を走る事も出来る。
本来は移動用獣魔だがフェイント攻撃にも使用される。

假肢蠱(チイアチークウ)
クワガタのようなハサミと尖った殻を持つ手足のない甲殻類のような姿をしており、失われた四肢を補う能力を持つ他に、鎌の様な刃で攻撃する事もできる。
カルキ戦で右腕を失ったハーンの右腕を再生した。
ハーン死後は翼に変化させて飛んだり、トリッキーな攻撃にも使用した。

哭蛹(クーヨン)
間抜けな顔(ハロに近い)をした河豚もしくはオパオパのような姿をしている。八雲の切り札の一つ。
超常的力の源ともいえる精を瞬時に食い尽くし無力化してしまう「精食粒(チンシーリー)」を吐きだす。
精食粒の影響下では敵味方問わず一切の術が消滅してしまう。
威力を限定的に使えばどんな結界をも消し去ることができ、電子暗号化してネットワークに流せば世界中に蔓延る鬼眼王の破滅の力をも食らい尽す。

闇魚(アンユイ)
巨大な漆黒の魚の姿をしており、闇を吐き出して敵の目を眩ませる。
この闇は視覚以外にも敵の気配や妖気も全て遮断できる。

石絲(シースー)
花の蕾に口が付いた姿をしており、標的を石化させる力を持つ。
口から黒い糸をビームのように高速で吐き、糸に触れたものを猛烈な速度で石に変えていく。
不老不死の无にも有効な獣魔だが、ベナレスは既に対処方法を持っていた。

导息(タオシー)
巨大な円盤に美しい女性の顔がついた姿をしており、対象の傷を回復させる。
また攻撃のダメージを軽減させる事も可能、ただし回復中はかなりの精を消費し凄まじい苦痛に苛まれる為、術者は身動きが取れなくなる。

雷蛇(レイシヲ)
雷で出来た蛇の姿をしており、標的に電撃を食らわす。
八雲が後日談で使用した獣魔。光牙ほど破壊力はないが雷術であるため対処しにくい。

追鱗(ジユイリン)
空飛ぶ巨大な三葉虫の姿をしており、標的を追尾する。
八雲が後日談で使用した獣魔。ワイヤー状の触手があり触れたものに付着してどこまでも追いかける。

被甲(ピージャー)
人型の甲虫もしくは甲殻類の姿をしており、術者の鎧となって守る。
八雲が後日談で使用した獣魔。パワードスーツのように術者を包みこむ。
作中では鎧獣魔とも表現されている。話からすると相当装甲が厚いようだ。

四天精聖奉還(スティエンシヲンチンフヲンホアン)
小さなトカゲのような姿をした四身一体の防御系獣魔。
それぞれの小獣魔が術者周囲に配置され、小獣魔を頂点とした三角錐型のシールドを形成、あらゆる威力から術者を保護する最強の防御系獣魔。ただし召喚からシールド形成までわずかな時間がかかるため、後手に召喚するとシールドが間に合わず逆に手痛い目に遭ってしまうため万能ではない。
パールバティーの強力な光術により再生に1週間も要するほど粉々にされたベナレスが、彼女対策に新規開発した比較的新しい獣魔術であるが、八雲も駆除した獣魔の卵のひとつがこれだったらしく、大気圏突入に際して使用している。

抗呪羽(カンチョウユー)
鳥の姿をした獣魔で、空を飛びながら、周囲に呪力を中和する羽を大量に撒き散らす。
哭蛹に似ているが、こちらは術ごと食らいつくしてしまうということはない。


その他使用した術


魔現封神
別名「龍脈系縛妖陣」
封印術「縛妖陣(フーヤオチェン)」の一種で、4000年前大魔道士マドゥライがベナレスを封印した術。
八雲がマドゥライに師事した際に受け継いだ。
対象が四方に発散する精を逆利用し星の龍脈に封印する術で、相手の力が強ければ強いほど封じる力も強くなる。この際、肉体が「聖粒」という物質にまで分解され無力化してしまう為、内部から封印を解くことも不可能になる。また、長期間封印され続けるとやがて衰弱し死に至る。
非常に強力な封印術だが呪文が長い(※後半の八雲は術の立ち上げ速度が高速化し、この弱点を克服しているが)ことと、封じる大地の龍脈があまりに脆弱だと失敗するという欠点がある。
月面でベナレスを封印しようとしたが、生命力の枯渇した月の龍脈では強大な龍神であるベナレスを封じる事は出来なかった。

アマラモード
「第三の三只眼吽迦羅」であるウシャスの「无」である「アマラ」の分身である「リトルアマラ」と融合した姿。身体能力が全体的に向上している。更にはウシャスに危機が迫った際にアマラから「無限の力」を託されるなど、八雲の戦力を大幅に強化した。が、後にアマラとベナレスが交戦した際にアマラが強引に八雲から引き剥がした。
しかしその後、アマラ自身の肉体がベナレスとの交戦によって失われ、弱った肉体が再生するまでの間、八雲の右腕に融合し、獣魔委任の法によって委任されていた八雲の獣魔を召喚する、頭部の角を伸ばして剣状の刃を作り出すなどして八雲のサポートを行った。

語学力
第2部時点で香港で暮らしていたものの、まだ買い物に辞書が手放せない状態だった。
しかし第4部との中間にあたる(スパズク生存)ゲーム「吸精公主」で
「あっいけね、おれ部族語は話せないんだ」⇒「広東語はわかるか?」というほどレベルを上げ、
どうやらこの間に日常会話をマスターしたようである。

関連項目

3×3EYES パイ

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