概要
サルラーマの一族が特別培養していたオリジナル獣魔。
いつも「「ホエエエ」と鳴いている。動きも遅く、間の抜けた容姿から当初は八雲からも役立たずと思われていた。
しかしその実態は、「精食粒」という精を喰らう粒子を大量に吐き出して、あらゆる術を修復不可能なレベルまで食い尽くし破壊する能力を持っていた(下手すれば不老不死の法を無効化する恐れもあり、「三只眼」から『最強の穀潰し』と言わしめたほど)。扱いが極めて難しいものの、効果が強力である上にベナレスも持っていない獣魔であるため八雲の切り札になっていった。
ただし食い尽くせる量は無限ではないらしく、神獣クラスの精は桁違いであったためか食い切ることはできなかった。