食っちゃ寝とは、生活態度の表現の一つである。
概説
「食っちゃあ寝て」を繰り返す、怠惰な様子を表した言葉。
朝起きて食べては特に何せず二度寝し、昼起きて食べては昼寝に戻り、夕方起きて食べてはそのまま就寝する――
と、こんな感じで何もせず一日を浪費する様子を指す。
また「食べる」ことと「寝る」こと以外に、特に目立った行動を起こしていない人物への揶揄にも用いられる。
現代的にいえば、原義こそ図り間違えているがニートが日本人的には分かりやすいか。
単純に「役に立っていない」人物への充てつけにも用いられるが、「食っちゃ寝」といった場合には運動に類する行動は含まないため、役に立たなくとも忙しく動く人物には用いられない傾向にある。(なおそういう人物は「タダ飯食らい」「穀潰し」と表現するのが一般的)
そのため「食っちゃ寝」に該当するキャラクターの多くは、肥満体で表現するのがある種のお約束となっている。太っていなくとも、知人から体重に関する質問に狼狽えるのが様式美である様子。