概要
「パインアメ」製造元のパイン株式会社が、プロ野球チーム「阪神タイガース」とのコラボで、限定商品として2023年秋期に販売された。
同年のレギュラーシーズン、岡田彰布監督が「試合中にパインアメをなめてウキウキしている姿」をテレビカメラが偶然映していたのが事の始まり。「パインアメ」が監督の好物と知るや否や、阪神ファンだけでなく球団OBの糸井嘉男氏もこぞって「パインアメ」を購入するようになった。
株式会社パイン側もこの件については認知しており、岡田監督が「優勝」に代わる呼び名として使用していた「アレ」とのダジャレで「パインアレ」というワードを使用するように。チームは2005年以来のリーグ優勝を果たし、限定商品「パインアレ」が同年9年17日、阪神甲子園球場に隣接するショップ「ファンショップダグアウト」で発売、開店からわずか30分で完売した。
- 代打の切り札・原口文仁内野手は、リーグ優勝に合わせて「パインアレ」の被り物の製作を外部発注。優勝を決めた2023年9月14日の試合後のビール掛け、そして日本一を決めた同年11月5日の試合後のビール掛けで実際に着用した。
- これ以外に毎日放送(MBSテレビ)では、優勝特番「阪神AREしたよん!~18年ぶりの優勝やねん!~」にてパイナップルの代わりに野球のボールを描き、中央に「祝」の文字と「18年ぶりのアレ味」と書き込まれた「非売品」仕様を制作したことを公表。岡田監督や所属選手、スタッフらに配られたほか、同局が視聴者プレゼントを行った。