概要
始めに言っておくが、本当に劇場公開するわけではない。
というのもパト氏曰く、パトパトチャンネルスペシャルよりも劇場版と銘打つ方が
迫力があって良かったため、劇場版を選んだとのこと。
パトパトチャンネル劇場版では、本編の裏で起こっていた事件や異変がテーマとなっている。
時系列としては章を跨ぐ間のストーリーである場合が多い。
また、後にパトパトチャンネル劇場版は視聴者やゆっくり投稿者の間でゆっくり劇場版や、
劇場版ゆっくり茶番劇と呼ばれるようになり、ゆっくり茶番劇の新ジャンル「ゆっくり劇場版」
として定着し、その後のゆっくり投稿者にも僅かながら影響を与えることになる。
このため、ゆっくり劇場版というジャンルとしては初の作品群でもある。
作品一覧
異世界とひとしずくの夢
時系列としては宝玉争奪大会編の6話から16話までだが、
本作はタイトルにある通り異世界が舞台となる。パトパトチャンネルとして唯一異世界が舞台となる作品で、
同時にゆっくり劇場版初の作品でもある。
※(本記事の作成者が知らないだけで、本作以前に劇場版を名乗った作品がある可能性あり)
- ストーリー
第二章宝玉争奪大会編で咲夜の襲撃を受けた際のミスで、
パトは元居た場所とは別の場所に転移した…パトはそう思っていた。
しかし、魔理沙をはじめとした幻想郷の知り合いたちの様子がいつもと全く違う事に気づき、
やがて自分が今いるのは元居た幻想郷とは別の世界であることを認識するが、
それを話したパトがこの世界の魔理沙から聞いたのは信じがたい事実だった…。
「この幻想郷は誰もがいがみ合い、憎み合い、蹴落としあう。
神々から嫌われ、見捨てられた醜い世界…それがこの世界、幻想郷。」
七夕と星天の願い
時系列としては第三章の前章ストーリーから第三章の間である。
セリフはないものの、初音ミクとKAITOがゆっくりとしてゲスト出演している。
テーマは「恋愛」。
- ストーリー
音楽界最大の街、ワールドミュージックシティで開かれるワールドミュージックフェス。
長女の月花が本大会に出場する際に、大会運営委員会からの招待を受けて
この街にやって来ていた。
その時、パトと雪花はある青年が何者かに誘拐されそうになる事件に遭遇する。
2人に助けられた青年は名乗った。
「私は月の民、彦星と言います。」
~LostTime~
時系列としては第五章の監獄塔編の直後である。
ハクが主人公で、約3年ぶりの劇場版となった。
動画時間も1時間20分超と、パト氏の劇場版の中でもこれまでで一番長い。
本作はパトパトチャンネルの本編や日常茶番を含めても屈指の鬱展開となっており、
視聴には少々覚悟が必要となるが、中盤のソフィアのハクへの後押しや
鬱展開を乗り越えた後のラストシーンはパトパト史上最高峰の感動と、
制作者であるパト氏からのメッセージ性を強く感じるものとなっている。
そのため、パト氏がストーリーや使用楽曲の選曲を含め本作にかなり力を入れていることを感じる
本記事の作成者おすすめの作品である。
- ストーリー
監獄塔を出た後、野道を活用した修行をしつつ次の目的地に向かうパト一行。
6人は数日間の修行を終えて、カナの次元で休むことに。
そんな中、一人外に出て行ったパト…だが、数時間経ってもパトは戻ってこない。
ハクは夜の森の中へパトを探しに行った。探しているうちにどんどん不安になっていき、
パトに早く会いたくなってくるハク…。
そして、かなり歩いて疲れたハクは何かにつまづいた…その何かを見た瞬間、ハクは震撼した。
そこにあったのはズタズタになったパトの遺体だったのだ…。
「誰?パト君を殺したのは.....だれぇぇぇぇぇーーーー!!!」