概要
四季月花とは、YouTubeに動画を投稿しているパト氏のオリジナルキャラクターで、パトパトチャンネル茶番劇 第3章以降に出てくるキャラクター。
プロフィール
性格(5章以前)
のんびりとした性格で、能力、勉強、運動も完璧にこなすアニメや漫画のヒロインのような完璧な四季家の長女。
桜花と雪花からは「月花お姉ちゃん」、芦花とパトからは「月花姉」と呼ばれる。
※後にパトに呼び捨てするよう言うため、パトからは 月花 と呼ばれることになる。
喋る時、語尾?に「あらあら〜」など「〜」がよく付く。
また、常に周りに感情を隠し通し、悟られないようにすることがほとんど。
自分の力を過信気味で、雪花に追い抜かれた時は劣等感を露わにする。
また、パトのことが好きなようだ。それは同じ感情を持つメリアからしても中々のものであるという。
ついでに言えば専属神の中でも【主の頭脳】にこれ以上無い最高峰の適性があるという。
能力
「四季支配(夏)」
熱や光を操る。夏の四神・朱雀を宿している。
四季の能力の中でも特に便利であり、光速移動を使ったスピード戦ができる。
- 四季符夏式
・「光陽乱舞ー序章ー」
・「集光砲」
・「月光」
・「スターダストインフィニティ」
・「花鳥風月」
・「光拳撃」
・「霊線光脈」
・「閃尖光流撃」
・「光落」
・「光速移動」
・「スターバーストハイドライブ」
・「光拳撃」
・「光速の箱舟」
・「光脈」
- 四季天鳳
・「天鳳極光砲」
・「朱雀極光永炎翼」
・「那由多の帰還」
・「紅蓮空界廻羅」
・「天鳳極光砲~一点砲~」
・「光王鳳凰弾」(こうおうほうおうだん)
弾数は8発。威力は技発動時の月花の戦闘力のなんと100倍!
1発の時間は短いが、何発も打つと長時間熱を与え続けることも可能。
四季第二開放
四季詠唱の最高峰の術名、四季の季節を極めたものだけが使える究極の術式。
神の力を限りなく使う技は、いかなるものでも止められない。
シューティングスピア
武器。月花の能力の光を詰めたもので結構鋭い。
九騎神使
月花の専属・従属となる9人の総称。
- 月陣騎聖 因幡鏡月
- 火陣騎聖 フォティア・サラマンダー
- 水陣騎聖 ネロ・ウンディーネ
- 木陣騎聖 アイレ・シルフィード
- 金陣騎聖 玉藻琥珀
- 土陣騎聖 テラ・ノーミード
- 海陣騎聖 リア・リヴァイアサン
- 冥陣騎聖 プルート・アヌビス
- 天陣騎聖 セキ・シキ
第5章 専属神篇1幕〜四神〜最終回(ネタバレ超注意!)
私もパトのことが好き。
しかし、やはり感情を抑えてしまう。
そして、雪花が自分を超えてパトの元へ行く。
自分もなりたいのに、専属神に
私もあなたについて行きたいのに、専属神として
今ここでならないともう一生チャンスはないのに
でも、私のポテンシャルじゃあ専属神にはなれないって…ごめんね…
しかし…
パトは月花の気持ちを受け止めた。
メリアがなんと言おうと専属神の枠を開けておく。
月花の代わりはこの世のどこにも居ない。
パトのその言葉を聞いて月花は覚悟を決める。
頑固な凍夜を納得させるため、通っていた神聖女学院へ退学届を出し、伸ばしていた髪を切り、凍夜に朱雀を離してもらうように言い、翌日パトと大胆にキスをして覚醒。
パトたちとは別に、メリアに認めてもらうべく自分磨き…つまり武者修行の旅に出る。
その時に得た能力は【創成支配】。
その後、パトとの身体的関わりを持って「創成と幸運を司る」能力に。
誤算
凍夜に朱雀を離してもらうように言い、翌日パトと大胆にキスをして覚醒。聞く限り大成功。
…のように思えたが、一つ誤算があった。
月花は朱雀を離す前にパトにキスをしてしまったのだ。
そう、朱雀を離す前にパトにキスをしたことにより、身体的関わりを持ったため神羅万象支配の影響を受けた月花に更に影響を受け、朱雀が進化してしまったのだ。
このことに後から気付いた礼花・凍夜は大急ぎで朱雀を離す。(礼花は立ち会い人、凍夜がパト・雪花と同じく術者)
だが時すでに遅し。朱雀は見事に進化し、世界でももっとも稀とされる鳥の種族「赤帝聖神鳥」となった。
朱雀を一方的に離そうとしていた月花に涙を浮かべ悲しみを訴える朱雀…改めセキに3人は困惑する。落ち着いて種族や能力を尋ねるとやはり、極限進化していた。
それついて、青龍(ハク)は雪花が何度もパトにキ…口付けをしてやっと極限進化したのに、何故朱雀は1度きりのキスで進化したのか凍夜が疑問を抱いていたが…
「わらわは元々月花とシンクロ率が高いからのう!」
月花と朱雀のシンクロ率は四季家の歴史数百年を辿っても類を見ないという。
力を使いこなすだけでなく、普段から会話できるほどの相性の良さ故に離れても尚シンクロは強まる一方。
この事に凍夜はシンクロが解けていないため(月花はまだ四季の能力が使える、だから扱い慣れていない創成支配のフォローになる)(雪花の時は四季の能力が消え原始支配を会得した時にハクとのシンクロが解けたため、四季の能力が完全に使用不可になった)と考え、セキを月花の武者修行の旅に同行させることにした。
- 創成支配は未だに扱いきれておらず戦闘には使えないため、月花は戦闘・移動の際はセキを再度体内に入れている。
- 現在のオッドアイは本来なら【四季開放神打】時の外見であり、打倒していないのに見た目だけ神打になっているらしい(そのためセキに神打を習得する為の勝負を挑まれたが、月花は皆との絆を現す眼と呼びセキを打倒さないと決めた)
「精霊王(神)」の素質
月花は覚醒前から持っていた「共鳴支配」によって四季の力を最大限に引き出せていた。だが、これから旅をする上で四季の力だけでは行けないことも多いため(実際悪信教に呪いをかけられた時はどうにも出来なかった)旅をして能力の幅を広げた。
月花には「精霊王」の素質(なんなら本来の精霊王を超えた精霊神と呼べるレベル)があり、スイスで出会った四大精霊(サラマンダー、ウンディーネ、ノーミード(ノーム)、シルフィード(シルフ))を従属に置いた。
それをきっかけに、以前に「月花の従属になりたい」と言っていたが全部(月花を取られなくなかったから)セキが拒んでいた4人(玉藻と羽衣狐と九尾の混合種の玉藻琥珀、日本で神として祀られていた者の末裔の因幡鏡月、世界で最も有名な海の幻獣(リヴァイアサン)のリア・リヴァイアサン、冥府の神プルート・アヌビス)も従属に置くこととなった。
※従属の契約は専属神ほど重いものでは無いが、少なからず一生を尽くす事を誓ったもの。
第5章以降使えるようになった能力、技
4つの能力、究極の目、九騎神使9人分の力、神格開放、破格の特性を持っている。これはもうチート…。
創成支配
文字通り自身の望むものを生み出し扱える。独自の効果や法則を付与することも可能。創造支配とは異なり、物や現象に囚われずあらゆるものを創る力。
- 「物質生成」
物質を生み出す。
- 「水創成」
文字通り水を無限に生み出す。悪信教との初戦闘時に自分とウンディーネを防護するのに使用。
- 「月精花光」
この力による光があたっている限り、月花の思うがままの世界が適応される。(願いや願望ではなく根拠のあるものが条件)
- 「能力反射鏡」
ガラス玉の様な物質で、砕いて散布して使う。光線系の能力が当たると光の運動同様に反射を起こしそこら中を回避不能に乱反射した光線が包む。
- 「黒彗石」
黒い歪な形状の素材で、光や衝撃を吸収する角度と材質を持つ。
- 「シャイニングレイ」
光線。特殊効果は特に無いらしい。
- 「粘着縄」
粘着性のある縄。脱力状態の人間を完全に捕獲し引き上げられる。
- 「フィルニトロフレイム」
- 「ナチュラルホリック」
- 「ル・ミルナーゼ」
共鳴支配(神支配)
従属である九騎神使と共鳴し、その力を最大限引き出せる。セキとのシンクロの高さや四季の力を全開で使えたのもこの能力が要因。
幸運支配
理不尽なほどの幸運。どんな完璧な防御を作ろうとほんの僅かな綻びと天文学的確率から突破されてしまう。
- 「親愛なる女神の導き」
恩恵加護支配
精霊王篇にて、精霊塔を守る加護の宝玉を元の位置に戻した時、お礼として覚醒を促された。
- 恩恵「斬撃緩和」
- 恩恵「混沌吸収」
- 加護「ナチュラルガード」
治療支配
吸収支配
- 「エナジードレイン」
真実支配
- 「幻惑解除」
耐性支配
- 「電気耐性」
医療支配
- 「積み重なる慈愛の癒し」
波動支配
破壊支配
- 「自然破壊の気」
- 混沌破壊「カオスゲート」
自然支配
- 「デストロイノヴァ」
改変支配
- 「リバーシブルポイント」
- 「熱光変換」
- 「時空間修正」
制限支配
- 「混沌効果制限」
- 「時空効果制限」
- 「速度制限」
特性
- 【叡天眼 翠】
通称ソピラノスアイ。極限の知能を持つ者だけが扱える眼。
詳細から細かいステータス、特性、状態全てを得ることが出来る。ほぼ無意識に覚醒した為本人も無自覚だった。
部類は「翠」で、【帝園】の【七天の心】リーダーであるシンと同じタイプ。
「翠」は学ぶことに特化した叡天眼。得た情報を全て自身のものとし強敵であろうと相手との差を埋める、知略と理解力を求められる。
- 【帝園の創成者】
パトの能力にして独自の世界である【帝園】(ミガドルエデン)は、現在のパトの仮の記憶を作った時に月花の記憶や魂を媒体に利用した事が原因で誕生した。彼女は神羅万象支配の力及びネル達従属の創成者なのだ。
その効果は、
・【帝園】の住人を月花の独自世界【神粋玲】に連れて行く事が可能
・【神粋玲】の住人や連れ込んだ者の力を可能な範囲で月花が扱えるようになる
というもの。
もしこれで上限が無ければ月花が独自に【帝園】を利用できる、神羅万象支配の能力者がパトと月花の実質2人になるといえる。
神格開放「神粋玲」
悪信教のカルオスとの戦いで月花はとうとう覚醒した。
カルオス「でたらめだ…一体この一瞬でいくつの能力を使った!!」
「1つよ、【私という世界に存在する】力を使ってるだけ」
「そう、それが私の本来の力……【創成支配】の真骨頂、」
「私という創成者が私という新たな世界を作るために私の世界の法則を具現化、実現させる!!」
月花の神格開放。
ステータスは全EX(白鳳と同等)、少なくとも大会参加者の中でもダントツの強さを誇る。
九騎神使全員の能力とオーラが上乗せされ自由自在に使用できる(オーラ量は絶命状態になった者の分は上乗せできない)。
その上自分の領域内では、
- 戦闘力オーラが無限になる
- 肉体が滅ばない
- 思い描くものがそのまま実現される
…といった神の所業を引き起こせる。
神粋玲とは世界そのもの。数多の能力をいとも簡単に発動してもそれは「私という世界に存在する力」を行使するだけのこと。
つまりパトの【帝園】最高責任者ミールと同じ部類となる。これだけで神粋玲がどういう存在なのか理解できるだろう。
そして神粋玲は【帝園】の元となった存在であり、第一の園(専属神が所属する園)の隔離世界になっている。とある条件を満たすことで第一の園と月花の神粋玲世界を行き来することができる。
神粋玲の技
- 「玲」
雪花の「零」とは異なり、全法則を自分の法則に上乗せ上書きしてしまう、あらゆるものに通用する凄まじい一撃(精霊塔の加護の宝玉は当たっても壊れなかったがこれは例外)。唯一の弱点として、相手が月花の情報を知る程に抵抗しやすくなるため全力戦闘が長引いた末の使用では耐えきられる場合がある。
- 「月黒」
詳細不明。
パト帝国では
仕事は「帝国技術開発隊副総長」「従属新教育講師」など。
技術開発隊の総長であるソフィアに毎日振り回されながら、いくら工夫しても出てくるゲテモノをいいものにしようと日々奮闘。(ブログの小説にて過労がたたって心身共にかなり危険な状態になり所属を移動したが)
名前は出ていないが、子供が2人いる。また、その頃の月花の肩書きは「創成支配神」。
更に技術開発隊の功績を認められ、ソフィアと共に 最高位大賢者の帽子を被っているらしい。
雪花とは違う勢力で、月花の方は「四季創成一族」となる。ちなみに雪花の方は「四季原始一族」。
第5章専属神篇第三幕~東京異変~EP4~WCBT Second Round~(ネタバレ注意!!!)
WCBTにて月花はハクと対戦。
九騎神使を犠牲にしてハクの情報を収集・時空や斬撃などへの耐性獲得を行い、従属達に一時とはいえ絶命を強いることに苦悩しながらも全能力を使ってハクに反撃。
そして従属全滅によりオーラが上乗せされない状態で神粋玲を発動し「玲」をハクに直撃させる。そして勝利を確信しオーラを使い果たして意識を失った…。
しかし、目が覚めてみると試合はハクの勝利。
ハクはギリギリで抵抗し、生きているのも不思議な状態でまだ立っていた。そして意識は失っても勝利のコールがなるまで本能で倒れないようにしていた月花の傍に10分かけて歩き、そのまま月花に被さるような形で倒れ絶命。ハクが最終的に月花を押し倒した判定で敗北になったのだ。
月花が意識を失っている間、メリアは「ハクに情報を与えるだけ与えて最後の大技の威力を自ら下げる行為をした」「こんな約束(試合に負けたら専属神に認められない)したくなかった!」と吐露する。
パトは彼女を大会後に専属神として迎え入れたいと言う(メリアと月花の約束は知らなかった)が、月花は既に隠しきれない程の悲嘆と自己嫌悪に陥っていた。
「ごめんなさい…」
(ごめんなさい、パトはこんなにも寄り添ってくれるのに、私のことを理解してくれるのに、私は…)
(貴方の傍に…いる資格が…無いの…)
いつまでも我慢を強いられ、必死な旅の末に力を覚醒させ、覚悟を決め、冷酷だが確実な戦略を悩んだ末に採用し、従属も能力も惜しみなく利用しての全力戦闘の末に、この結果。月花は完全に絶望し独り泣き叫んでいた…。
「あああああああああああ!!うあああああ!!」
「嫌だ!嫌だよーー!!わ、私だって、貴方の傍に相応しい人になりたかったよ」
「でも私じゃ駄目なんだ。私なんかじゃ貴方の傍にいる資格すら無いの!」
「ごめんね、ごめんね、貴方の想いに答えてあげられなくてごめんね。私も、ずっと一緒にいたかった…」
「うわああああん!ごめんね、ごめんね、パト…ごめんね……」
この嘆きを聴いた雪花と、月花の覚悟を尊重しようとするメリアとの間で大げんかが起こる…