概要
ペルクナス、ピクラスと並ぶリトアニア神話における主要三神格の一柱。アトリムパスとも呼ばれる事もある。
海と水、そして穀物の神であり、その姿は頭に稲穂を被った青年とも、渦巻き状に立ち上がる人頭の蛇ともされている。
人々に基本的な欲求を満足させる一切のものを与えてくれる“生命の根底にある基本的要素の支配者”にして、“永遠の青春をもたらし、無限の成長を促す”神であり、人々は龍涎香をパトリムパスへの供物として捧げていたが、時には子供を生贄として捧げる事もあったとされている。
創作での扱い
初出は『真・女神転生デビルサマナー』で、種族は合体専用種族の「龍神」。
頭に麦の穂を巻き付けた全裸の白肌赤目の青年の姿をしており、麦に巻き付いて固定している蛇が龍要素である。
潜在能力が高い森属性のドラゴンで、麦となった頭髪を持つ下半身が龍の男性の姿をしている。