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ヒマラヤサウルス

ひまらやさうるす

ヒマラヤウルス《ヒマラヤ(山の名前)のトカゲ》とは三畳紀後期に生息していた水棲爬虫類である。

概要編集

中国チベットの三畳紀後期の地層から発掘された大型の魚竜の一種。

歯、四肢の骨、脊椎などの断片的な化石を基に1972年に報告された。

ヒマラヤ地域で見つかったことから「ヒマラヤのトカゲ」を意味するヒマラヤサウルスの名が付けられた。

大型の種が多く含まれるシャスタサウルス科に分類され、その例に漏れず本種も推定10メートルと大型である。

歯は刃状に尖っており、これはアメリカから発見された三畳紀中期のタラットアルコンと共通する特徴である。そのため、柔らかな小型の獲物を食べていたであろう近縁種のショニサウルスなどと異なり、大型の魚や海棲爬虫類を含む大物の獲物を捕食していたことが示唆される。強肉食性の魚竜であるならば既知では最大級である。


関連タグ編集

魚竜 シャスタサウルス科 ショニサウルス

キンボスポンディルス


タラットアルコン

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