データ
全長約15~21m、推定体重35tと、現在発見されている魚竜の中でもケタ違いに大柄な仲間。
有名なイクチオサウルスが2m、ウタツサウルスが最大3~4m(かつては1.4mとされていたが、これは未成熟な若い個体だったため)、とりわけ大型のテムノドントサウルスですら9m止まりで、コイツに並ぶのは近縁のシャスタサウルスくらいのもの(4~20mとかなりバラつきがあるが)。
名前は「ショショーニのトカゲ」という意味で、これはアイダホ州の地名であると共に、先住民族「ショショーニ族」にちなんでつけられた。
主な特徴
魚竜としては原始的な系統に属し、また独自の特徴も多く持つ。
クジラ並みの巨体だが尾びれはサメを逆さにしたようなやや古い形状で(元々魚竜の尾びれは尻尾が下向きに曲がってできている)、背びれも無いか、あっても小さめでそこまで発達していなかったようだ。
そして胴体が非常に太く、大きなヒレ足も前後でほぼ同じ長さであった(普通は後ろ足のヒレが格段に小さい)。
また歯も貧弱で幼体の間に顎の先にのみ生えていたと考えられていたが、近年採石場から得られた顎や既存のコレクションから強固な歯が発見され、大型の歯を持っていた可能性が示唆されている。
メディア出演
「スーパーカセキホリダー」にて「ジョニー」というリバイバー(化石からよみがえった古生物系モンスター)として登場。多くのリバイバーはかなりデフォルメの強い……というかもはや原型が分からんようなデザインになっているヤツすらいる中で、モデルにかなり近い体格に仕上がっている(ただ大きな背びれや半月型の尾びれ、アゴにびっしり生えた歯など、造形はイクチオサウルスに近い)。
魚のような見た目どおり水属性だが、正真正銘の魚である「シーラン」はなぜか火属性になっている。なので魚っぽいヤツで組みたい時は属性被りを気にせずに済む。
化石ショップでたまにパーツが売られている他、レーダー性能を上げれば最初のステージでたまに見つかる。巨体の恩恵かHPがかなり高い一方、晩成型でステータス自体はやや低めなのでじっくり育てよう。
ぞくせい強化のスキルを持つので火力は補いやすいが、技コストがかなり高いため、序盤のうちは2ターンに1回くらいしか技が出せないのが欠点。高いHPを生かしたタンク役で時間を稼ぐか、控えにでも置いておいてしばらく育成してから参戦させるのが良いだろう。
関連タグ
キンボスポンディルス:同時期の大型魚竜仲間。