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概要

日本ではよく見かけるが、世界的には日本海と東シナ海の周辺地域(サハリンからフィリピンのルソン島まで)のみに生息する。日本産は11の亜種に分けられる。

スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に属する鳥で、ふさふさした頭の毛と頰の茶色い模様、そして灰色と茶色で構成された地味目なカラーリングが特徴。他のスズメ目の例に漏れず目は円らで可愛らしい。

スズメ目の仲間では里山から市街地にまで広く順応した為か、割と普通に見られる鳥であり、食性は柑橘類などの果実や桜などの木に咲く花の蜜を食する植物食寄りの雑食性で目を付けた食べ物に執着する習性がある。

その執着心たるやスズメメジロなど自分と同等のサイズの鳥相手であれば、翼をばたつかせて威嚇したり、突撃して餌には一切近づけさせようとはしない。

その為、農家からは果樹園の果実などを食害する害鳥として厄介がられている…可愛い顔して侮れんヤツである。

しかしながら、古来より日本人にとっては身近な鳥の一種である事には変わりない。人の顔を識別できるくらいには賢く、雛のころから飼うとよく人になつくことから平安時代には好んで飼育された。

狩猟鳥に指定されている為、狩って食べる事も出来、肉は味は甘みがあってかなり美味しいらしい。

(捕獲には狩猟免許(網・わな)と許可申請が必要)

主に樹上に枝や枯れた植物などを固めて巣を作り、4個ほどの産卵を行い、子育てをする。

基本的には留鳥だが、気温が低い場所に生息する個体は暖かい場所へ渡りを行う事もある。

名前は「ピーヨピーヨ」という鳴き声がそのまま由来になったという説がある。

平安時代まではヒエドリと呼ばれていたが室町時代からヒヨドリと呼ばれるようになった。

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