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「さっきの留守電でオレお前をPって呼んで、自分をVって呼んだろ?」

「それってお前がペニスでオレがヴァギナみたいだけど」

「そのつもりで言った訳じゃないから……」


原作コミック編集

初出は1941年「アクション・コミック」#42。

以後、DCコミックに改名後、数人の人物がビジランテの名前を襲名している。

ビジランテ=自警団の名の通り、クライムファイターとして活動しており、超能力は有していない。

初代:グレッグ・サンダース。編集

(最初はGreg Sandersだったが、1990年代にGreg Saundersに改名している)。

ウエスタンヒーローで、カウボーイハットにガンベルト、カウボーイスタイルのコスチュームを着用している。拳銃および投げ縄の名手で、ニューヨークを中心に活動した。

ニューヨークの東洋人少年、『スタッフ・ザ・チャイナタウンキッド』をサイドキックとしていた。

二代目:エイドリアン・アレン・チェイス編集

初出は、民間人のエイドリアンとしては、1982年「The New Teen Titans」#23。ビジランテとしては 1983年「The New Teen Titans Annual」#2。

超能力は有していないが、射撃術と格闘術を自身で習得している。コスチュームは初代とかなり異なる、全身を包むもの。顔も覆われており、目元はゴーグルになっている。

元はニューヨークの地方検事であり、ティーン・タイタンズの一員として働いていたが、妻と子供たちを暴徒によって失い、己の正義を貫こうと決意。ビジランテとしてデビューする。

当初は殺人を忌避していたものの、自身のヒーロー活動に疑問を有し、一時期引退。

知人のアラン・ウェルズと廷吏のデイブ・ウィンストンがその名を踏襲するも、二人が殺害されたために復帰。殺人も厭わなくなってしまう。

後に、自身もヒーロー活動により精神的に不安定になり、自殺してしまった。

三代目:アラン・ウェルズ編集

「Vigilante」#7から登場、同タイトル#20でデビュー。

チェイスの裁判官仲間。彼の後を継ぎ三代目ビジランテとなった。

しかし、泥棒のような些細な犯罪者でも必要以上に処罰するようになり、次第に暴力的に。それは警察官と民間人を射殺するまでになってしまう。責任を感じたチェイスはビジランテに復帰。二代目の正体がチェイスと知ったウェルズは、彼に自分を殺させる事で幕を下ろした。

四代目:デイブ・ウィンストン編集

「Vigilante」#23が初出。同タイトル#28で四代目デビューする。廷吏の彼はビジランテの活動に意義を見出し、殺人をしない事を誓いその名を踏襲する。

しかし、あるハイジャック事件に対応した際、共に対応していたクライムファイター「ピースメイカー」により殺されてしまった(チェイスはこの後、自身がビジランテに復帰する)。

五代目:パトリシア・トレイス編集

「Deathstroke the Terminator」#6に登場、#11でデビュー。デスストロークこと、ウェイド・ウィルソンとコンビを組む、ゴッサム市警の不正な内通者にしてウェイドの元恋人。チェイスのコスチュームや装備を見つけ、ビジランテを踏襲する。

六代目:アデリン・ケイン編集

デスストロークこと、ウェイド・ウィルソンの元妻。

七代目:ジャスティン・パウエル編集

2005年の新シリーズ。幼少時に強盗に襲われ、二重人格者となった。新たな人格では、自身を自警団員と思い込み、そこからビジランテを名乗る。

八代目:ドリアン・チェイス編集

「ナイトウィング」#133~137でデビュー。二代目に似たコスチュームを着用している。

元は犯罪者ジョー・フリンを名乗って、クライムファイターとして自警団活動を行っていた。しかし、本物のフリンは既に死んでいたことが明らかになり、そこから別人と判明。「他者の顔を自分の顔に移植」する技術を用いて、フリンに成りすましていたことが明らかになる(指紋とDNAは、警察に潜り込ませた協力者によりデータを改ざんさせていた)。

実は、二代目エイドリアン・チェイスの兄弟。その過去はほとんどわかっていない。


アローバース編集

ARROW編集

今作ではヴィンセント・ソベルという人物が正体。

スキーゴーグルのようなマスクを被り、犯罪者たちを抹殺する危険人物。

チーム・アローとも敵対する正体不明の私刑人としてシーズン5に登場し、シーズン6にてその正体がダイナ・ドレイクの恋人だったヴィンセント・ソベルだと発覚する。ヴィンセントは潜入捜査の失敗で死んだと思われていたが、実は強力な治癒能力を備えたメタヒューマンである為に生きていた。

ケイデン・ジェームズを倒すべくケイデン・ジェームズに協力するふりをするが、結局そのことがバレて、ケイデン・ジェームズに指示されたブラックサイレンに殺害される。


DC Extended Universe編集

ピースメイカー:シーズン1編集

演:フレディ・ストローマ/吹き替え:前野智昭

二代目であるエイドリアン・アレン・チェイスが登場。本作では飲食店勤務に変更されている。


巷で出没している自称自警ヒーロー。表の顔はダイナーの従業員で、冴えない眼鏡の青年。

ピースメイカーに馴れ馴れしく接し、「ズッ友」を自称しているが、当のピースメイカー=スミスからは疎まれている。

「正義のため」の大義名分で嬉々として殺人を行い、スミスすら躊躇する子供の殺人すらも平気で行い、ただの潜入任務ですら殺人前提でチェーンソーを持ち出す、顔を見た人質を皆殺しにしようとするなど最早ただの殺人狂の域に達している。

一応正体は隠していたが、挙動不審な態度ですぐバレ、いつの間にやらチームに溶け込んでいた。

チーム入りしてからは空気の読めない言動でトラブルをすぐ運んできた。


ザ・スーサイド・スクワッドで恩赦を受けた?ピースメイカーの帰還を喜ぶ。


ピースメイカーが従事する「プロジェクト・バタフライ」に勝手に介入する。


シーズン1のラストでは「タスクフォースX」の一員として紹介されていた。


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DCコミック

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