概要
『モンスターハンター』シリーズの装備シリーズの一種、ハイメタUシリーズの男性用の頭装備「ハイメタUヘルム」を指す愛称。
外見がバケツをひっくり返したような形状の兜とでも言うべき独特な見た目をしているため、こう呼ばれている。
ちなみに女性用はバケツではなくティアラのような頭飾り風であるためバケツとは呼ばれない。
登場作品はMHP2G、MHX、そしてMHFの三作品。特に有名なのはMHFのもので、全盛期にはバケツテンプレなる組み合わせ(詳細は後述)が流行していた。
MHFにおける性能(Lv7時点)は
- 防御力47
- 聴覚保護+5
- 回復+5
- 審判+3
- 広域+4
- 効果持続-3
- 空スロット2
となっており、フル強化可能なHR31時点は元より、作成可能となるHR11の時点でも、防御こそ低いものの聴覚保護+5があるため耳栓スキルを発動させる際にとても便利な防具であった。
バケツテンプレ
ピンクバケツをベースとした装備は段階を踏むことでどんどん進歩し、凄腕(HR100)に上がるまで狩りの最前線に立つことができた。
この中で生まれた装備の組み合わせこそが「バケツテンプレ」と呼ばれるテンプレ装備である。
その内容は
頭 | ハイメタUヘルム |
---|---|
胴 | ギザミSメイル |
腕 | タロスUアーム |
腰 | ガレオスSフォールド |
脚 | タロスUグリーヴ |
装飾品 | 研磨珠×5・怪力珠×4・防音珠×1 |
というもの。
これによって発動するスキルは
- 攻撃力UP【大】
- 高級耳栓
- ランナー
- 体力回復アイテム強化
- 砥石使用高速化
の5つとかなり優秀。
しかしその代償として、これを纏ったハンターの外見は
- 鱗びっしりの青い腰鎧
- 太ももを包むピンクのタイツ
- とどめに頭はピンクバケツ
というなかなかに個性的な外見となってしまう。
これらの見た目に関わる「ガレオスSフォールド」「タロスUグリーヴ」「ハイメタUヘルム」はそれぞれ「鱗スカート」「ワロスUグリーヴ」「ピンクバケツ」と呼ばれ、さらにこの三点セットはまとめて「三種の珍器」と呼称されている。
また、バケツテンプレは途中で胴と腕を交換することでパワーアップする。HR81以降は胴をアカムトウルンテ、腕をミラバルカンクロウに変更することでスキルと防御が強化され、HR100に突入するまで十二分に使える装備となるのだ。