概要
アッソルート社の車両。初出は"レイジレーサー"。レイジ、R4共にロータリーエンジンを搭載しているが、RRs以降はV型10気筒エンジンとなっている(Vita版DLCで追加されたファタリタは初出ファタリタを現代風にモデルチェンジした上で新開発ロータリーエンジンを搭載)。スペックはレイジレーサーでは652cc×2(1304cc)の2ロータ及び652cc×3(1956cc)の3ローターとなっている。RR6以降のスペックは5000cc(クラス4では6200cc)のV型10気筒エンジンである。ミッションはR4が4速、5速、6速となっているが、RRsのものは5速または6速、RR6のものは6速又は7速となっている。
デザインはレイジレーサー・Vita版は日産フェアレディZのような匂いをさせたラインなのに対し、RRs以降はランボルギーニ・ムルシエラゴなどを思わせるスーパーカー然としたラインになっている。
ちなみに名前は「運命」を表す。
説明文
レイジレーサー
アッソルート社での第一のマシンがこのファタリタである。
丸いヘッドライト、そしてぽっかりとフロントに開いたエアインテーク、これぞレイジレーサーを象徴するマシンだ。
さて、エンジンに目を向けて見ると、なんと全車中で唯一のロータリーエンジンを採用。このエンジンのお陰で375馬力という数値を出し、最高速度は310km/hに達する。
チューンナップは、グレード4までは出力アップ、軽量化などでとどまっているが、グレード5にもなるとマシンの全長、全幅、全高が大きくなり、一見重そうな雰囲気を醸し出している。しかしそのグレード5の車体重量は960kgと、グレード3に比べて約300kgも軽いのである。
R4
『レイジレーサー』の名車、ファタリタが『R4』でも登場する。
残念ながら今回はメインを奪う事は出来なかったが。
フロントに開いたエアインテーク、丸いヘッドライトなど、一目で見ればレイジレーサーの頃と
大差ないと思われるが、スペックを見てみるとかなりの相違点が出てくるのが事実。
車体のサイズはレイジレーサーの頃に比べるとかなり小さくなっていて、その分操縦性が
向上しておりテクニカルでも楽に走れるようになっているのが嬉しい。
チューンナップでオーバル仕様車に改造することも可能だ。
そしてやはりファタリタと言えばあのエンジン…ロータリーだが、勿論R4でも
このロータリーエンジンは健在だ。初期状態で300psを超え、フルチューンでは
383psにまでパワーアップする。
そのチューンの時の速度は317km/hにまで達し、完璧にオーバル専用車と化してしまい、
オーバル以外では扱い辛くなってしまう。だが、レイジレーサーの頃を思い出し、
オーバル仕様のチューニングでテクニカルコースを走る、という事を是非とも体験して欲しい。
RRs・RRs2
クラス3
同じメーカー製のBISONTEとはコンセプトが全く異なり、サーキット走行をメインに考えられたレースマシンFATALITA。
数多くのレースで培われた技術が惜しみなく注がれた入魂の一台。
クラス6
最高クラスであっても、FATALITAはやはりFATALITA。
エアロパーツによる変化はあるものの、エンジン周りの設定が少し変わるだけで、最高のレースマシンとなってしまうのだ。
RR6
クラス2
レースマシンにもっとも近い市販車として、サーキット走行を意識した作りになっているFATALITA。
世界中のサーキットでの走行テストと1万時間を越える耐久テストによってフィードバックされた、新開発のサスペンションとエアロダイナミクス。
車内の快適性を含めるとある意味レースマシンを超えるパフォーマンスを見せる一台。
クラス4
エンジン性能の向上により、熱対策と高速安定性を重視したエアロパーツが多数追加された。
レースモデルといっても、普段と変わらない乗り味なのはさすがFATALITA。
RR7
カテゴリー2・1
サーキットスペックと呼ばれるスペシャリティマシンであるファタリタが実はひっそりとマイナーチェンジを果たしていた。
中身は全くと言ってもいいほど変わっておらず、変更されたのはシートや内装に使用されていた本皮がDEROTA製の新素材に変わったというもの。
本皮のほうが高級感があるものの、さすがレーシングマシンファタリタ、軽量かつ耐久力と快適性に優れた化学繊維を選択。
この素材、シートクーラーに似た快適性を実現しており多くのRSGPドライバーから高評価を得ている。
カテゴリー2・コンプリートマシン
ファタリタコンプリート(カスタム不可)。
レースモデルといっても、元々レースモデルを意識して作られたファタリタだけに、普段と変わらない乗り味なのだ。
RR3D
カテゴリー3
ウェッジシェイプのボディが特徴的な「ファタリタ」。
市販車でありながらもサーキットでの走行をメインに見据えて開発された、アッソルートの血統を感じさせる生粋のレーシングマシン。
最高速度を特に重視したセッティングにより、圧倒的な速さを誇る。
カテゴリー2
カテゴリー2レース用にチューニングされたType-EX仕様の「ファタリタ」。
カテゴリー3レース用との外見の差異はないが、性能は大きく向上している。
カテゴリー1
カテゴリー1レース用にカスタマイズされた「ファタリタ」。
カテゴリーがアップしたことで、あえてリミッターをかける必要がなくなったため、本来持っていた性能を十二分に引き出すことが可能となった。
大型リアウィングやエアロパーツが追加されたことで外観も変化している。
PSVita版
アッソルートの攻勢が止まらない。新生アッソルートの嚆矢となったビサージェント~実質的には次世代パワートレーンの先行開発モデル~が、世にリリースされて間もなく、アッソルートの顔ともいえるファタリタの復活が発表されたのだ。この復活したファタリタには、2代目で搭載していたV10エンジンをやめ、長年研究を続けてきた新世代4ローターエンジンを搭載し、あらゆる意味で原点回帰を果たすことになった。オールドファンにも訴えかけるデザインは、決してノスタルジーを狙ったものではなく、アッソルートの歴史に対しての敬意を込めた結果だということは、父のあとを継いだアッソルート新社長の言葉からも明らかだ。「開発する中で、初代の存在がいかに偉大だったかを思い知った」
アイドルマスター仕様
765プロ所属のアイドル「四条貴音」をイメージキャラクターとして、アッソルートが「ファタリタ」をベースに制作した「EXカラー」マシン。
基本性能は同じだが、ウィンドウやヘッドライトを「貴音」のイメージカラーに合わせたものに換装し、細部の形状を変更した特別仕様となっている。
「わたくしは、確かめたいのです。1位になってバックミラーから見える景色を」
スペック
グレード | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 排気量(cc) | 回転数(rpm) | 最大出力(ps/rpm) | 最大トルク(kgm/rpm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4343 | 1991 | 1173 | 直2ロータリーターボ | 652×2 | 9000 | 255/8000 | 28.6/6600 |
4 | 4343 | 1991 | 1173 | 直2ロータリースーパーチャージャー | 652×2 | 9000 | 325/8000 | 34.7/6400 |
5 | 4473 | 2157 | 1274 | 直3ロータリーターボ | 652×3 | 9000 | 375/8200 | 38.2/6100 |
RRs・RRs2
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 最高速度(km/h) | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4390 | 1948 | 1103 | V型10気筒 | 260/262/264 | スタンダード |
6 | 4390 | 1948 | 1103 | V型10気筒 | 331/333/335 | スタンダード |
RR6
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 排気量(cc) | 最高速度(km/h) | 駆動方式 | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 4570 | 1967 | 1186 | V型10気筒 | 5000cc | 250 | MR | スタンダード |
4 | 4648 | 2056 | 1102 | V型10気筒 | 6200cc | 315 | MR | スタンダード |
RR7
カテゴリー | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 最高速度(km/h) | エンジン | 駆動方式 | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2・1 | 4570 | 1967 | 1186 | 315/335 | V型10気筒 | MR | スタンダード |
2(CO) | 4648 | 2056 | 1102 | 319 | V型10気筒 | MR | スタンダード |