本項では後継車種である「ラウナ」についても解説を行う。
概要
リッジレーサーVから登場しているメーカー・ソルダ社のマシン。初出は『リッジレーサーズ』。
エンジンは初登場から変わらずV型12気筒。
リヴェルタ社の「ソラーレ」の流れを継ぐマシンで、ヘッドライトは開閉式と固定式の2種類が存在する。
また、山佐制作のパチスロ版の販促目的でホンダ・NSXをベースに実車が作られたこともある。その実車は東京オートサロン2006で初登場した。
ちなみにリッジレーサー6と7では間違い探しレベルでボディデザインが変わっている。
(鋭角的な6に比べて7は曲線が入ったぶん顔が少し優しい印象)
説明文
RRs・RRs2
クラス3
生粋のレースマシン。
12気筒サウンドと言えば、世界中のクルマファンが心躍るRAGGIO。
クラス6
SOLDATのレースに対する情熱を全て注ぎ込んだと言っても過言ではないのが、このRAGGIO。
限りなく高い戦闘力と美しさを両立する至高の一台である。
RR6
クラス2
衝撃のデビュー以来、その完成度の高さが評判のRAGGIO。
最高のマシンはいつまでも最高でいられるというSOLDATのクラフトマンシップを象徴する一台。
レースマシンのテクノロジーが惜しみなく投入され、カーボンコンポジット材を多用したボディはSOLDAT自慢のV12エンジンが搭載される。
最新の電子制御システムにより更に扱いやすくなったが価格は相変わらず超高額。
選ばれたもののみが扱えるスーパースポーツマシンだ。
クラス4
レースマシンとしての素性の良さから、すでに完成形に近かったRAGGIO。
レーシングスペックとなり、リミッターが解除されたかのように各パフォーマンスが向上している。
RRs2・SP2
東京オートサロン2006で鮮烈デビューした本物の実車YAMASA RAGGIO。
ボディはオールアルミのワンオフ、EXマニホールド、マフラー、サスキット、スプリング、ショックもワンオフという豪華仕様。
実車をリッジレーサーに出して欲しいという要望にお応えし、実際に作ってしまいました。
この実車を使えるのもリッジレーサーだけです!
RR7
カテゴリー2・1
デビュー当時より、その高い完成度が話題であったラッジォ。
マイナーチェンジを果たし、直線的で鋭角であったボディラインは柔和で曲線が生かされるデザインに変更された。
これはデザイン上の変更というより、より高い空力性能を得るための変更である。
見た目は柔らかく、走りはより鋭く、ラッジォの進化は止まらない。
カテゴリー2・コンプリートマシン
ラッジォコンプリート(カスタム不可)。
レースマシンとしての素性の良さから、すでに完成形に近かったが、レーシングスペックとなり、よりラッジォ感と鋭さを増した。
スペック
RRs・RRs2
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 最高速度(km/h) | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4614 | 2000 | 1174 | V型12気筒 | 260/262/264 | ダイナミック |
6 | 4608 | 2000 | 1174 | V型12気筒 | 331/333/335 | ダイナミック |
SP2 | 4614 | 2000 | 1174 | V型12気筒 | 390 | スペシャル |
RR6
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 排気量(cc) | 最高速度(km/h) | 駆動方式 | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 4521 | 2000 | 1229 | V型12気筒 | 5000 | 255 | MR | ダイナミック |
4 | 4572 | 2061 | 1176 | V型12気筒 | 6000 | 320 | MR | ダイナミック |
RR7
カテゴリー | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 最高速度(km/h) | エンジン | 駆動方式 | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2・1 | 4521 | 2000 | 1229 | 320/340 | V型12気筒 | MR | ダイナミック |
2(CO) | 4572 | 2061 | 1176 | 323 | V型12気筒 | MR | ダイナミック |
ソルダ・ラウナ
Vita版でラッジォの後継とも言える「ラウナ」が登場した。
説明文
イタリアの名門として、2000年代初頭にMERCURIOやSOLAREといった車を生み出していたRIVELTA(リベルタ)社。
仏SOLDAT(ソルダ)に吸収合併された後も、ラテンの香り溢れる「RAGGIO」などを通じてリベルタの伝統は脈々と生き続けてきた。
こうした伝統の中心人物が、イタリア人デザイナー、ジャンカルロ・ゾメニャン氏(76)。
70年代からの輝かしい実績を買われ先代「RAGGIO」に続くSOLDAT次世代スーパースポーツの開発ディレクターに就任した彼は、7回の結婚にも彩られる恋多き人生を歩んだ老いてなお華やかな伊達男である。
新たなマシンの名前を決める会議の席で、彼はこういったという。
「RAGGIO(=イタリア語で光線)より速くて手が届かないもの……。
ああ、それはかつて私が愛したあの女だね」。そして与えられた北欧の女性名、RAUNA(ラウナ)。
「ラウナ」とは誰か? その答はゾメニャン氏しか知らない。
アイドルマスター仕様
765プロの所属アイドル「菊地真」をイメージキャラクターとして、SOLDATが「RAUNA」をベースに制作した"EXカラー"マシン。
基本性能はベースマシンと同じだが、ウィンドウやヘッドライトを「真」のイメージカラーに合わせたものに換装し、細部の形状を変更した特別仕様となっている。
「ボクの乙女パワーで、レースでもガツーンとトップ獲りに行きますよ!」
余談
Vita版のラウナのアイドルマスター仕様よりも前の6及び7に似たようなペイントが存在した。
6ではクラス2、7ではカテゴリー2,1のノーマルカーのペイントで見られる「Neneko」ペイントが設定可能。
このペイントはかつてPS2で発売された『ゆめりあ』のキャラクターである「ねねこ」をモチーフにしたペイントだが、この車種では何と「痛車」のようにねねこがサイドにデカデカと描いてあるトンデモなペイントであった。
ある意味、アイドルマスター仕様の痛車の先駆けとも言えるペイントである。
ちなみにラッジオ(RAGGIO)はイタリア語で「光線」の意味。
実はリッジレーサー7でARKBIRDのエアロを装着するとラウナっぽくなる。
機会があればぜひ見比べて欲しい。
同じくバンダイナムコのスマホレースゲーム『ドリフトスピリッツ』ではパックマンカラーのラウナも登場した。