概要
「フウハル」とは『ブルーアーカイブ』における愛清フウカと黒舘ハルナのコンビ・カップリングタグ。
フウカはゲヘナ学園の給食部の部長で、ハルナは美食研究会の会長。
美食研究会のサブストーリーで語られる「給食部襲撃事件」やエデン条約編での二度にわたるフウカの拉致や給食部車両強奪・大破、3rdPVでジュリ共々美食研究会に縛られて調理場を占領されるカットが存在する等の目に見える被害も多数あるが、フウカが語る被害の中にはそれ以外の作中では描かれていない多数の被害がある(その中にはあからさまな美食研究会側の問題による一方的かつ身勝手な言いがかりも)。
美食研究会の行動によって給食部が被害を受けているのは衆知の事実としてモブのスケバンにすら給食部の安否を心配される程である。
フウカのモモトークの自己紹介文を見る限り、フウカはハルナ率いる美食研究会に毎日と言っても過言ではない頻度で何かと酷い目に遭わされているようだ。
そんなフウカ側にとってハルナは天敵とも言える存在と言える。
逆にハルナ側はフウカの料理の腕を買っているようで、メインシナリオVol.3「エデン条約編」では稀少食材ゴールドマグロを強奪する際に、正義実現委員会に襲撃を受ける中で「一刻も早くフウカさんに、新鮮なマグロのお造りを作っていただかねば!!」と奮起する姿を見せていた……肝心のフウカはハルナたちに拉致され、猿ぐつわをはめられていたが。
また、ゴールドマグロ強奪の正当性を述べる際に「そうですよね、フウカさん?」と同意を求め、猿ぐつわで喋れないフウカの唸り声を「ゲヘナ給食部部長の、感涙にむせび泣くほどの同意」と言い張る、フウカごと給食部の車両を強奪された際に、ハルナに対して泣きながら降ろしてと懇願するフウカの状況を「フウカさんもこうして応援してくれていますし」と言い放つなど、(方向性が酷いが)何かとフウカに言及している。
ちなみに、ハルナは美食家として非常に厳しく、味は良くてもマナーなどがなっていなければ店ごと爆破する程の過激派であり、そんなハルナが個人の料理人に執着しているのは何気に珍しいことでもある。
しかもゴールドマグロは非常に稀少であり、普通はなかなか食材として使われるようなことが無い魚であるにもかかわらず、その道の専門の料理人ではなくフウカを(拉致して)連れてくるくらいなので、ハルナのフウカの料理の腕に対する信頼が極めて高いことが窺える。
英語版及び韓国語版Twitterに投稿されている公式四コマ漫画の第32話では、上記のエデン条約編のシナリオに基づく内容であり、ゴールドマグロについて話す片手間にフウカを襲うハルナが描かれている。
なお、フウカは2年生でありハルナは3年生とフウカにとってハルナは先輩にあたるが、ハルナはフウカを「フウカさん」と呼ぶ一方で、フウカ側は先輩のハルナのことを呼び捨てで呼んでいる(彼女ら以外にもゲヘナ学園の生徒間ではしばしば見られる)。
そもそもフウカからすれば、あれだけ普段から被害ばかり受けているので、ハルナのことを「同じ学校の先輩だからといって敬いたくはない」と思ったとしても仕方のない話ではあろうが。
イベントシナリオにおいて
「喰積の 前にいささか ~一番勝負~」
イベント「喰積の 前にいささか ~一番勝負~」では振り袖を着た正月バージョンのフウカとハルナが期間限定☆3ユニットとして新規実装。
なお、正月版ハルナのピックアップガチャタイトルは「あたらしき 年になれども 食道楽」、フウカは「駆走のこころは かはらざりけり」と、二人のガチャタイトルを合わせると五七五七七の短歌調となるセット要素が存在している。
シナリオ内では相変わらずフウカは美食研究会に拉致されているのであるが、お互いに晴れ着が似合っていると褒め合ったり、敵対勢力との対決に思い悩むフウカをハルナが励ます場面が存在する。
また、そもそも今回の件は給食部は全く関係ない、ただの一食堂の問題にもかかわらず問題解決のための助力としてハルナが真っ先にフウカ(と先生)に助けを求める、普段の給食はフウカの本気ではないとハルナが断言する、イベントストーリー中にハルナの独断で決めた勝負方法にフウカが協力しない可能性を考慮していない(逆にフウカから私が協力を断ったらどうするつもりだったのかと問われる)等、随所でハルナがフウカを頼りにしているシーンが散見されるため、フウハル好きは必見。
本イベントを題材とした公式漫画『ぶるーあーかいぶっ!』第97話では「フウカさんお腹がすいてしまいました」と食事をねだるハルナに対して「いつも通りじゃない」とフウカが返す場面が描かれており、日常的に同じような遣り取りをしている様子が窺える。