フェラーリ・ローマ
ふぇらーりろーま
フェラーリが2019年に発表したスポーツカー。名前の由来はイタリアの首都『ローマ』からとられている。先に登場したポルトフィーノのクーペ版と言えるが、ローマは1950年代にかけて流行した『自由気ままな甘い生活(La Dolce Vita)』と言う映画をコンセプトとし、現代版『新しい甘い生活(La Nuova Dolce Vita)』として具現化したものである。
乗車定員は2+クーペで後席は子供しか座れないほど狭い。しかしそのおかげでエレガントなファストバックスタイルを生み出しており、フロント周りの曲線美も相まって1950年代頃のフェラーリのスタイルが意識されている。
エンジンは総排気量3855ccのV型8気筒ツインターボをフロントミッドシップに搭載し、後輪を駆動する。
最高出力456kW(620ps)/5750〜5700rpm、最大トルク77.5kgm(760Nm)/3000〜5750rpmである。
トランスミッションはSF90ストラダーレの物と同じ8速DCTでトランスアクスル方式を採用。更に従来の7速DCTより6kg軽量化されている。
可変ブースト管理システムが搭載され、瞬時のスロットルレスポンスが実現された。それに伴い排気システムが見直され、マフラーの廃止と新しいバイパスバルブが搭載された。
走行モードは「ウェット」「コンフォート」「スポーツ」「レース」「ESCオフ」の5種類から選択できる。GT系の車で5種類のモード選択ができるのはローマが初である。
東海オンエアのとしみつは2022年にネロ・デイトナブラックのローマを購入し、キブサチ店主のサチオさんに公開した。(ご本人は色んな意味でご立腹だった模様)
その後はメインチャンネルや個人チャンネルの様々な動画に出演していたが、2024年に第一子が誕生したことを気にローマを売却した。
