フォン・ド・ボーノ
ふぉんどぼーの
CV:三瓶由布子
原作者・島袋光年自らが考案したオリジナルキャラクター。
コック帽の様な髪型が特徴的な小柄な青年。後にアニメにも登場するが、ゲームとは若干設定が異なる。
ゲームでは幾つものレストランを経営する実業家で、物語の舞台となる「メガモリ島」の所有者。トリコ達にメガモリ島の食材を使って、自分の店に出すフルコースを作って欲しいと依頼したのが、そもそもの始まりである。
幼い頃は貧しく、そのせいで美味しい物を食べれなかったのが原因で両親を亡くしている。それ以降は下働きから自分の力のみでのし上がってきた。その様な生い立ちが関係してか基本的に他人を信用しておらず、本編では他人を見下す横柄な態度が目立ったが、中盤でサソリゴキブリから身を挺して自分を守った小松に心を打たれ改心。小松やトリコ達に対して心を開き笑顔を見せるまでになった。
次回作の「グルメサバイバル!2」にも登場。ガッツキ大陸を走る自らの列車「グルメ列車」のフルコースを作るべく、トリコ達に依頼する。
「グルメモンスターズ!」では洞窟の砂浜大会の準決勝に出演。パートナーはステンドクラブ(ルビークラブの亜種)。
最終作の「アルティメットサバイバル」では四季島の調査費用を出費。本作のオーダー(クエスト)は彼から受注することになる。
アニメでは第42・43話に登場。世界各国で手広くチェーン展開しているレストラン「ボーノ」の経営者。グルメ長者番付10位圏内にランクインしており、カーネル・モッコイに迫る勢いだという。
両親を既に亡くしていて、幼少期に森で拾った「七色ネッシー」の「クリス」が唯一の家族。そのクリスが原因不明の食欲不振に陥ってしまい、それを解消するために賞金10億を募って「美食王決定戦」を開催する。こちらではクリスがいるためか、ゲーム本編で見られた横柄な態度は然程見られない。
第69話では登場こそしなかったが、トリコと小松にグルメ列車を貸し与えた。
パートナーアニマル「クリス」
アニメオリジナルグルメモンスターコンテスト5ツ星賞受賞作の「七色ネッシー」。捕獲レベル34の翼竜獣類で、カラフルな八本足を持つ。
昔からボーノと同じ物を分け合って食べていたが、ある日を境に何も食べなくなり、ボーノが美食王決定戦で様々な美食屋から食材を募集してもなお何も食べずじまい。しかしリンの食べているパフェに目をつけている事に気づいた小松は四天王が捕獲した食材でパフェを調理し、ようやくクリスは食事をしてくれた。
実はクリスは巣立ちの時まで成長しており、ボーノと二人で初めて食べた思い出のパフェを最後に食べたかったのであって食欲が減退した訳ではなかったのだ。
パフェを食べ終わると巨大化し、翼を生やしてグロウアップルを産み落とし、大空へと飛び立っていった。
