フリカス
ふりかす
アプリゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket』(通称ポケポケ)で、フリーザーexとカスミの2枚のカードを軸に戦うデッキのこと。
フリーザーとカスミを合わせて「フリカス」という言葉が生まれた。
ポケポケの対戦では先攻1ターン目のプレイヤーは自分のポケモンにエネルギーを付けられず、したがってワザを使うことも出来ない。しかし、サポートカードのカスミを使えば先攻1ターン目からワザを使う事が出来る可能性がある。
これを利用したのがフリカスデッキである。
まずフリーザーexをバトル場に出し、カスミの効果を発動する。カスミの効果は「自分の水ポケモンを1匹選ぶ。ウラが出るまでコインを投げ、オモテの数ぶんの水エネルギーを自分のエネルギーゾーンから出し、そのポケモンにつける」というもの。ここで表が3回以上出れば、フリーザーexのワザ「ふぶき」を使い、相手を攻撃する事が出来るのだ。
なお、この状況が成立する確率は
1.手札にフリーザーexがある……………50%
2.手札にカスミがある…………………………50%
3.カスミの効果で3回表が出る…12.5%
0.5×0.5×0.125=0.03125
なので、確率は3.125%(大体)である。
この僅かな確率で勝ちを狙いに来るのがこのデッキ。
なお、フリーザーexは威力は下がるもののエネルギー2つでもワザ「アイスウイング」を使う事ができ、その場合確率は6.25%となる。
僅かな確率ではあるものの、これが決まるとそのプレイヤーはほぼ勝ちが決まると言っても過言では無い。
そのためこのデッキに理不尽に負けたプレイヤーが発生。その結果「フリカス」という呼び方が生まれた。
この言葉には「フリーザー+カスミ」という意味と「このデッキは運ゲーでカス」というプレイヤーの怒りも込められている。