類似ネタのバクシンガーおじさん、サスライガーおじさんについても解説する。
はじめに
主に淫夢厨、ニコニコユーザの間で使われる身内ネタで、原典である銀河旋風ブライガー及びJ9シリーズとは何の関係もない。中には登場キャラクターを侮蔑する表現もあり、迂闊に持ち出すと一般のファン及び制作陣に多大な迷惑がかかるため、使用の際は十分に注意すること。
実際、ニコニコではブライガーおじさんネタが熱くなりすぎて、ファンサイトに突撃したり、キャラクターの誹謗中傷を書く等して一般のファンを傷つけてしまった前例がある。
概要
2014年頃にニコニコに投稿された釣り動画のシリーズである。当時、淫夢ネタの一つ「ホモと見るシリーズ」が流行っており、それに偽装した釣り動画として投稿された。動画自体は『銀河旋風ブライガー』の本編(違法アップロード)だが、タイトル及びサムネイルを当時の淫夢厨が好みそうな形に改変しており、淫夢動画だと思って開くと昭和のアニメが始まるという仕組みになっている。
元々淫夢はかなり賛否が分かれるジャンルで、淫夢厨への嫌がらせとして釣り動画がアップロードされることは以前からあった。釣りなので淫夢とは無関係のジャンルで、通常なら見た瞬間ブラウザバックするのだが、ブライガーの釣り動画に関しては...
- OP曲の軽快なイントロ
- 金田パースと称される大迫力のOPアニメーション
- ロボットアニメなのにロボットの活躍シーンが短いというギャップ
- その関係で主役ロボット”ブライガー”が異常な強さになるというシュールな現象
- ”情け無用”を体現する主要人物達のアウトローぶり
- 子供向けとは思えないドラマティックな脚本
などの要素から釣りと気付いても視聴を続ける淫夢厨が続出し、一部はブライガーのファンになるなど奇妙な事態となった。投稿主もこうした動きを理解していたようで、次々と釣り動画に偽装したブライガー本編を違法アップロードしていった。やがて淫夢厨達はこの投稿主を「ブライガーおじさん」と揶揄するようになった。
また『銀河旋風ブライガー』が最終話まで違法アップロードされた後、『銀河烈風バクシンガー』が、その終了後に『銀河疾風サスライガー』が違法アップロードされたため、これらもそれぞれバクシンガーおじさん、サスライガーおじさんと揶揄されるようになった。
元が違法アップロードであるため、当然だが現在は全て削除されている。本編を視聴したい場合は素直にサブスク等に加入しよう。
なおpixivではシンプルにJ9シリーズのパロディタグとして使われているようである。
主にネタにされる要素
基本的に作画、脚本といった一般的な項目ではなく、奇抜さやシュールさが取り上げられる傾向にある。当然だが純粋に作品を楽しんでいるとは言い難いため、一般のJ9ファンに下記のネタを持ち出すのは推奨されない。
ブライガーおじさん
- ひ ろ が る プ ラ ズ マ
- 金田パースはじめ、異様に出来の良いOPアニメーション
- サ イ ズ 補 正 無 視 攻 撃(正確には"サイズ差"、スパロボ用語)
- 主力と思わしき剣(ブライソード)は、斬るのではなくビームを撃つために使われる
- 一見してロボットアニメだが、実際は必殺仕事人のようなドラマが主体
- バトルの演出が地味で、OPアニメのような迫力のあるアクションは皆無
- 技名すらないただのビームで一撃必殺
- そもそもの戦闘シーンが異様に短い
- 物理法則を無視した巨大化・変形(実際はシンクロン原理という作中世界観独自の現象)
- 悪党とは言え、生身の人間に直接ビームを浴びせるという情け無用の所業
バクシンガーおじさん
- ポヨン枠(ドン・コンドールは前作マスコットであるポヨンの代替という謎理論)
- セクシー殺人スライディングおばさん(ライラ・峰里のポーズから)
- 〇〇たわし(ビリー・ザ・ショットのアフロヘアーから)
- 双 海 亜 美(敵役ケイ・マローンの特徴的なサイドテールから)
- たまらないぜハニハニ ← ハニハニってなんだよ
- バクシンガーの特徴的な唇 ← 顔がね...
- 強そうなOPアニメの武装(フックショット?) ← 作中で一度も出てこない
- ビームの演出が統一されておらず、穴という穴からビームを出せる
- ドン・コンドールやシュテッケンのサービスショット、及び二人の絡み
- いつも瞬殺される敵の量産ロボ・二オームくん
- キャラ格差、特に佐馬くんの出番がやたら少ない
サスライガーおじさん
- OPアニメで映るD・D・リッチマンのやたらカッコ良いイラスト
- ヒル以下(ライバルであるフルザ・ゲルナーの蔑称、ヒルに噛まれてやられたことから)