概要
ケイ・マローンとは『銀河烈風バクシンガー』の登場人物である。ロングー星出身の過激派革命家で、ドメスチック・バクーフでは外宇宙の脅威とは対抗出来ないと考え、力によるバクーフ打倒を目指している。
プロフィール
出演作品 | 銀河烈風バクシンガー |
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性別 | 男性 |
出身地 | ロングー星 |
所属組織 | 新惑星連合 |
担当声優 | 島田敏 |
登場話 | 第3話〜第39話(最終回) |
人物
ドメスチック・バクーフ打倒を志す過激な性格の人物で、目的の為なら手段を選ばないキャラクターである。
経歴
初登場は第3話とかなり早期で、銀河烈風隊に討伐された武装集団・不知火党の残党を率いていたジル・クロードの支援者として現れる。その後第9話においてスリーJの情報収集により、烈風隊にもその存在が知られることになる。
力によるバクーフ打倒を目標にしており、外宇宙勢力の兵器を利用したり、目的の為なら手段を選ばない所もある。
兄のロイ・マローンが銀河烈風隊に倒された事で復讐を誓い色々な策を巡らす。真に太陽系の未来を憂慮していたオズマ・ドラーゴの誘いで新惑星連合に籍を入れ、オズマの説得で一時は銀河烈風隊とも和解しようと考えていた。
しかし、バクーフの女帝エリカ・テーナはオズマの存在を快く思っておらず、オズマは盟友ナカ・シンタルと共にバクーフの放った暗殺者に暗殺され、銀河烈風隊とは再び対決する事となる。
その後はバクーフ打倒を果たし、銀河烈風隊を追い詰め、バクシンガーを合体不可能に追い込んだ上、サンダビータ要塞で最終決戦に挑む。遂にはシテッケン・ラドリフを相討ちながら倒し、銀河烈風隊の全滅に成功し、自らも生存を果たした事から、その後の新惑星連合の発展に寄与したものと思われる。
pixivでは
一応イラストはあるものの、現時点では残念ながら女装したイラストしかないのが難点である。
スパロボでは
スパロボGCとスパロボOXに登場し、『最強ロボダイオージャ』のエドン惑星連合のロングー星在籍と言う設定になっている。
エドン惑星連合改革を望む家老・デスバンと共に行動するが、デスバンの野望の駒にされている事を知り、生存した原作とは逆にデスバンに謀殺され、新惑星連合と銀河烈風隊に事後を託す事となる。
その他
- 元ネタのロングーは長州(現在の山口県)であり、モチーフは長州出身の桂小五郎(後の木戸孝充)と思われる。
- スパロボGC当時、原作の描写からケイはシテッケンと相討ちになり死亡したと思われ、スパロボキャラクター辞典でも死亡扱いだった。その後原作者の故・山本優氏からケイは生存していた事が判明し、XOではキチンと訂正されている。
- 結果ロボットアニメ史上数少ない主人公勢を倒し生存した人物となった。
- 原作では生存したのに、スパロボでは主君に利用された挙げ句謀殺されるとは皮肉極まり無い。
- 新惑星連合により、太陽系政府は立て直したものの、200年後の『銀河疾風サスライガー』では宇宙シンジケートが暗躍していた事から、結果として宇宙シンジケートの台頭を許してしまった事になる。