概要
敵の総大将アルタイルがボンバー星への侵略に使用した空中要塞であり、本作における最終ステージ兼敵陣の本拠地。
漆黒の空中都市
周囲を取り囲む中央への高速道路と、アルタイルのいるフロアへ通じる巨大なタワーで構成されている。
ステージ1の高速道路は、道路の逆走を余儀なくされるため、無数の対向車に轢かれて散っていったボンバーマンは星の数にも登るとか。どうにか切り抜けても待ち受ける迎撃部隊が行く手を阻む二段構え。道路自体、ただ走ればいいというものでもなく、ちょくちょく仕込まれた溝があるため容易な直進を許さない。
ステージ3のタワーは、無数のスイッチで通路が管理されており、スイッチをONにすれば空中に青い光の通路ができて先へと進めるのだが、同時にトラップのスイッチにもなっている。言い換えれば、警報装置に引っかかった場合はスイッチをOFFにすれば警報も停止する。
これに絡んだ幾重のセキュリティを突破しなければならないのはもちろんだが、ゴールドカードやカスタムパーツへのフロアへ通じる道は本作でも屈指の非常識なつくりになっている。例えば、高台へ登らなければ利用できないエレベータを使うため、別のエレベータで上層へいったん登ってからの飛び降りで到達するなどである。
中でも、一見すると全然関係ないスイッチを入れておき、遥か先へ進まないと通路が出来上がっていることに気づかない箇所は意地悪以外の何者でもない。スイッチは同時に2つ以上ONにできないのが曲者で、スイッチを使わずに通路を渡れるボムジャンプを使う発想がないと到達できないよう作られている。
これらの難所が続々まちうけることから、エンディングにおけるテクニック紹介ではこのステージに絡んだものが多い。
ボス戦
なお、ここから先はボス戦の構造が変化する。途中に巨大ボス「アブソリュート」が待ち構え、最後にアルタイルとの戦闘が待っている。
条件を満たさなければアルタイルを倒した時点でエンディングになるのだが、条件を満たしていてさらに先へ進みたい場合でもここでアルタイルを一旦倒す必要がある。