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ブランカ(BANANAFISH)

ぶらんか

ブランカとは、吉田秋生原作の少女マンガ『BANANA FISH』の登場キャラクターのことである。
目次 [非表示]

CV:古田新太(ラジオドラマ版) / 森川智之(TVアニメ版)

概要編集

吉田秋生の漫画「BANANAFISH」のキャラクターである。本名はセルゲイ・ヴァリシコフ


高い戦闘能力を持ち、かつて家庭教師としてアッシュに戦闘技術を教えた。その後カリブで隠遁生活を送っていたが、アッシュを捕らえようとするゴルツィネに呼び戻された。


ゴルツィネと対立することになったアッシュを深く案じ、生きてほしいという思いからゴルツィネの下に戻るよう忠告するが、アッシュの決意の固さを知り引き下がる。その後はアッシュに手を貸す。


終盤アッシュにカリブに来るよう誘うが断られる。


過去編集

かつてはソ連によって集められ訓練を施された300人の子どものうちの一人であった。ブランカは人を欺いたり殺したりすることしか訓練されずおよそ感情というものを持つことが無かったと振り返っている。

過酷な訓練に耐えて生き抜いた後はKGBの特殊部隊工作員の中佐(アニメ版ではKGBからスペツナズに変更されている)となり、後に妻となるナタリア(ナターシャ)と知り合った。政治犯の娘だったナタリアとの結婚は当局の反対を受けたが、それに逆らって結婚した。その結果ナタリアは謎の死を遂げ、ブランカは国を離れた。


人間関係編集

ナタリア・カルサヴィナ編集

最愛の妻。「彼女と出会って私は初めて人間らしい感情を持つことができた」と述べている。"ブランカ"とは元は白ロシア出身のナタリアの愛称であった。


アッシュ・リンクス編集

ゴルツィネから頼まれてブランカが初めて持った教え子。アッシュの過去や、周囲の人間から暴行されている現状を知り、生き延びるための術を教えることを決意した。

アッシュを大切に思っており、ゴルツィネの下であっても生きていて欲しいという願いからゴルツィネの依頼を受けアッシュを連れ戻そうとするが、アッシュの想いの強さを知った後はゴルツィネを裏切りアッシュに手を貸す。


李月龍編集

アッシュを助けたいという思惑ありきで契約するものの、月龍のことも同類として深く案じるようになる。


余談編集

回想シーンで描かれる妻のナタリアはアッシュによく似ている。特にアニメ版ではカラーリングまで似ている。ブランカがアッシュを気に掛ける理由にはそうした要因もあったのかもしれない。

ナターシャあっちぃ…


関連イラスト編集

師弟猫


関連タグ編集

BANANAFISH

アッシュ・リンクス 李月龍

カザフスタン KGB スペツナズ

深夜!天才バカボン:ラジオドラマ版ブランカを演じる古田新太とアニメ版ブランカを演じる森川智之はこのアニメ作品で共演している。

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