概要
アメリカの自動車メーカー・クライスラーがプリムスブランドで1968年~1980年にかけて発売していたマッスルカー。
車名は「ロードランナー」であるが、便宜上「プリムス・ロードランナー」と表記される。
ルーニー・テューンズのキャラクター「ロード・ランナー」と初代からコラボレーションを行っており、クラクションに特徴的な鳴き声を採用している。
1970年に改正された新しい排ガス規制、通称「マスキー法」のおかげで高性能エンジンを次々と封印されてしまい、1976年に3代目が登場する頃にはすっかり牙を抜かれてしまった。
結局ロードランナーはこの3代目を最後に他車種に統合されてしまい、姿を消す事になる。
当時は世界一厳しいと言われたマスキー法だったが、1972年に本田技研工業が新型の低公害エンジン「CVCC」を発表して世界初の基準通過を果たした。この事は世界中に驚嘆をもって知れ渡り、この後も続く本田技研の伝説の一幕となる。