「マキマ様 来てはいけません」
概要
CV:後藤沙緒里
藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場するキャラクターであり、人間の蜘蛛への恐怖心が具現化した「蜘蛛の悪魔」。
デンジらと同じ公安対魔特異4課所属のデビルハンターでもあり、特に上司であるマキマに対しては常に従順に付き従う。
一見人間の女性にも見えるが、複数の脚を持ち顔の中央にはジッパーが走っているためすぐに悪魔と分かる容姿をしている。
悪魔としては比較的人間に近い容姿であるため人間には友好的ではあるものの、癇癪を起こすとすぐに人を殺すらしい。
戦闘能力
戦闘時には上述の複数の脚で敵を突き刺したり斬り飛ばしたりといった攻撃を多用する。
ゾンビ程度であれば複数に襲いかかられても難なく倒す程度には戦闘力も高い。
しかし悪魔の中でも超越者である闇の悪魔には背後からの不意打ちであっても触れることすらできずに手足を全て斬り飛ばされてしまっている。
ワープ能力
作中での描写は少ないものの、他者を遠く離れた場所や地獄へとワープさせる事ができる能力を持つ。
(プリンシ自身に対して能力が使えるのかは不明)
ワープ時は正中線に走るジッパーを開く事で、プリンシ自身の体を介して他者をその場所へと呼び寄せる。
また物語終盤である悪魔に対して能力を使用した際はその悪魔の頭上に巨大なワープゲートのようなものが開かれており、明言はされていないもののプリンシの能力では?と考察されている。
なお上述の闇の悪魔との戦いでは、地面をすり抜けるようにして現れておりこれもプリンシの能力である可能性がある。
名前について
マキマの配下の魔人や悪魔の名前は天使の階級から取っているのでは?という考察がファンの間で語られており、多少こじつけ気味ではあるもののプリンシ含め何人かは天使の名前と結びつける事ができる。
プリンシもおそらくは権天使・プリンシパリティからとられているのでは?とファンの間では語られていたが…
※以下、第1部終盤のネタバレ
10巻にて地獄のヒーロー「チェンソーマン」の眷属の悪魔達の存在が明かされ、プリンシもその一員であった事が明かされた。
眷属達はみな天使の名前をそのまま、あるいはもじった名前をつけられており、プリンシも「プリンシパリティ」が元ネタである事がほぼ確定となった。
なお作者の藤本タツキも2020年開催のジャンプフェスタにて、同じくチェンソーマンの眷属であったパワーの名前の元ネタが天使の階級であると明かしている。