概要
PC・PlayStation 4・Xbox One用タイトルとしてAsobo Studioが開発。
日本でのリリースは2019年11月28日。後にPlayStation 5にも対応し、グラフィックの画質向上のほか、PS5コントローラー振動にも対応した。
イギリスから来た異端審問官たちと、疫病を運び人々を食い殺すネズミの大群という二つの脅威が幼い姉弟を襲う。二人がステルス主体で協力しあいながら、スリングという投石器や錬金術を活用し脅威を潜り抜けるゲームデザインである。主人公は幼い少女であるアミシアであるため真正面から兵士と戦う事はできず、ステルスプレイが重視される。
ダークファンタジー的世界観が特徴。
敵である兵士とネズミと三つ巴の戦い、幼い子どもを守りながら戦うデザインから「ラストオブアス」に似ている。
アミシアは「錬金術」を使えて、火を操ることができ、「光」が弱点のネズミを対処に欠かせない。
ストーリー
1349年、英仏百年戦争の時代のうフランス。
主人公である15歳の少女アミシアとユーゴは。ある日突然、ユーゴを狙ってやって来た異端審問官の衛兵たちに館が襲撃される。
時を同じくして、この地域に人を食い殺すネズミの大群が大発生していた。異端審問官とネズミという二つの脅威に狙われながら、幼い二人の過酷な旅が始まる。
内容
姉と弟が主役というゲームはおろか映画や小説でも珍しい設定であるが、古今東西にある「兄弟愛」と「家族愛」がテーマであり、受け入れやすい設定である。
ひ弱な姉弟が徐々に仲が強まる様は非常に胸が厚くなる。
また、昨今海外ゲームにしては美麗なキャクター造形であり、感情移入がしにくいということはない。
登場人物
メインキャラクター
アミシア・デ・ルーン(Amicia de Rune)
本作の主人公。15歳の女の子。フランスの小さな田舎の貴族の娘であり、行動力旺盛で気丈な性格。父から習った投石術は抜群で、百発百中の腕前である。ユーゴを守るように母から言われ共に行動することとなる。
ユーゴ・デ・ルーン(Hugo de Rune)
もう一人の主人公。5歳の男の子。出生時から患っている謎の病のため、家族から隔離されて暮らしてきた。小さな窓や穴などはユーゴが入り、鍵を開けることができる。