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いけないマコちゃん

いけないまこちゃん

アダルトアニメOVA『くりいむレモン』の1シリーズで、性の抑圧と奔放とを描いた前後編の物語。 正式なタイトルは、『いけないマコちゃん MAKO・セクシーシンフォニー』。
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概要編集

アダルトアニメOVA『くりいむレモン』の1シリーズで、『性への目覚め』がテーマ。

他に、「多重人格」「レズビアン(同性愛)」といったシチュも組み込んでいる。

前後編の二巻が製作・販売された。

くりいむレモンシリーズの、Part.7(前編)とPart.12(後編)としてそれぞれ製作されている。

倉田悠子氏によるノベライズも発売された。


物語編集

桐生マコは、ごく普通の女子高生。しかし、性に対して臆病で、なおかつ嫌悪すら覚えていた。

ボーイフレンドのユウに対しても、手をつなぐどころか、触れる事すら抵抗を覚え嫌悪すら感じるほど。

そんな彼女の前に、幼女が現れ、「セックスしたことある?」と聞かれ、さらには唇も奪われる。

そして、暴漢に襲われそうになり、ユウに助けられるも、ユウの好意を受けきれず、それすらも嫌悪してしまうマコ。

だが、自宅にて。自身の寝室でマコは、あの幼女と再び出会う。幼女により身動きが取れなくなり、彼女の言うままに己を慰め、絶頂を覚える。


しかし、快感を覚えたマコは、ユウと腕を組む事ができるようになったものの、今度は性に奔放になりすぎるように。

毎夜、自慰行為に夢中になり、更には授業に身が入らず、保健室でも自慰を始める始末。

あの少女が出てきてそれを止めるも、彼女は消えてしまった。

そして、今度は妖艶な女性が、マコの前に現れ、彼女を可愛がり始めた。


登場人物編集

  • 桐生マコ

センシティブな作品

主人公の少女。

引っ込み思案で、非活動的。しかしそんな自分を変えようと、あえて新体操部に入部するような一面も持つ。

性に対して抑圧的で、男性との行為を考えるだけで嫌悪を感じる。ユウに触れられただけで(偶然に掠っただけでも)、必要以上に騒ぎ、嫌悪してしまった。

肉体的にはやや豊満で、そのせいで痴漢に遭ったり、暴漢に襲われたりしてしまう。そしてこういう事からも、男性に対しては抵抗感を覚えてしまい、性に抑圧的になってしまった。

謎の幼女・リプレスからのレッスンで、自慰を覚え、更にはフリーの愛撫を受け、セックスマシーンになりかけた。

  • リプレス

※メイン画面左下の幼女。

マコの前に現れた幼女。その姿はどことなくマコに似ている。

マコに対し、「セックスしたことある?」などと聞き、唇を奪った。更に、自室のマコの前に現れ、自慰を覚えさせる。

実はマコ自身の、性衝動の「抑圧」が実体化した存在。マコ自身が性に対してあまりに抑圧が強すぎたため、マコの前に現れた。

強すぎる性への抑圧が、マコの心身に歪みが生じさせているため、自身の抑圧の力を弱め、マコに性への抵抗を少なくしようと試みた。

しかし、その反動で、マコは今度は性に奔放になり過ぎてしまう。


小説版では事後に、

「(フリーと自分は一つになり)私たちは、もう一人のマコになったの」

「私は、マコが呼んでくれたらいつでも出てくるわ。フリーもそう。でも、呼びすぎちゃだめよ」

と、言葉を残して消えていった。


  • フリー

マコの前に現れた、妖艶な年上の美女。やはりマコに似ている。

マコの前に現れ、やはり強引に唇を奪う。性に奔放になりかけたマコを、ラブホに連れ込み、執拗に愛撫して何度も絶頂させ、彼女をセックスマシーンにしようと試みる。

彼女もまた、リプレス同様にマコ自身の性衝動「奔放」が実体化した存在。今まで押さえつけていた分の反動からか、マコ自身を淫乱にさせてしまっていた。

リプレスの力を弱体化させ、自身がマコの性衝動を乗っ取ろうとするも、ユウの呼びかけと、マコ自身がフリーを拒絶した事から、再び弱体化する。

その際、マコから平手打ちされ、性的な大人の女性の姿から、リプレス同様に幼女の姿に代わり、リプレスと一体化してそのまま消えてしまう。

その後。マコの性衝動は抑圧と奔放のバランスがとれた、ごく普通の少女と同じようになったらしい。


  • ユウ

マコの友人の男子高校生。年相応に性に興味を持っており、マコの事が好きで恋人になりたいと思っていた。しかし、マコの性への抵抗感から、彼女にそれ以上近づけずにいた。

マコが暴漢の不良少年らに襲われた時にも、その身を挺して彼女を守り抜いたが、その時に衝動的にマコに迫ったため、平手打ちを食らってしまう。

性に奔放になったマコに迫られ、脱がそうとした途端に我に返ったマコに拒絶され、逃げられる。その直後に弱ったリプレスに頼まれ、フリーのいるラブホテルに向かい、マコを正気にもどすべく彼女の名を呼び続けた。


  • マコの家族

両親と幼い弟・ケンがいる。

弟はまだ物心つかない年齢らしく、夜は両親の隣りで一緒に眠っている。

母親は、マコ似の美人。父親からはいまも夜の営みを求められ、ケンが隣で眠っている時に、互いに声を殺して悟られないようにしつつ、ともに愛し合っていたりする。


余談編集

平・・弘」に「幕野内味美」といった大御所が、スタッフとして参加していた(絵柄を見れば明らかではあるが)。

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