曖昧さ回避
- 段階的に拡大していくこと、度合を激しくすること。
- 対立する国家同士が敵対行為のレベルを上げていくこと。
- 上位の管理者に対応を仰ぐこと。
- 漫☆画太郎作のギャグ読み切り。
- 河合奈保子の13枚目のシングル。1983年6月1日リリース。
- フェアリーダストが製作した18禁アニメ。本項で解説。
アダルトアニメOVA『くりいむレモン』の1シリーズで、レズビアン(同性愛)とSMが主なテーマとした作品。全3作。
小説化、ゲーム化、実写化など、色々とメディアミックス展開した。
物語
母と憧れの家庭教師の情事、その現場を目撃してしまった小松崎リエは男性不信に陥り、
全寮制のカトリック系学園へとやって来る。
その新学期の初日、代表挨拶をする学生会長の早川ナオミの姿に憧れを抱くリエ。
さらに一週間が過ぎ、新しい学園生活にも慣れ始めたリエの前に、憧れのナオミ先輩が現れた。
ナオミはリエを礼拝堂の中に導き、そこでリエにキスをした。突然のことに驚くリエだったが、憧れていたナオミの求めに応じ、その場で身をまかせてしまう。
正式な部屋割りが決まり、ナオミと同室になって舞い上がるリエ。その夜、二人は再びみだらな時を過ごす、ナオミのテクニックに翻弄され、かつてない快感を味わって気を失うリエ。
だが、リエが目覚めた時、周囲の状況は一変していた。
同級生のミドリとナオミによって緊縛され、バイブで弄ばれているリエ。
そして、ナオミはそんなリエに、自分のペットになることを強要するのだった・・・。
シリーズ
- 第1作目「エスカレーション 〜今夜はハードコア〜」:1984年9月10日に発売。
- 第2作目「エスカレーション2 〜禁断のソナタ〜」:1985年5月25日に発売。
- ナオミが学校を卒業して寂しい学校生活を送っていたリエの元にナオミから招待状が届く。そのナオミの別荘でレズとSMが繰り広げられる。
- 第3作目「エスカレーション3 〜天使たちのエピローグ〜」:1987年2月21日に発売。
- 学校卒業を目前にしたリエの前に、問題児的な新入生アリサが現れる。卒業式の後、ナオミの別荘に招待され、そこで再びレズ行為が繰り広げられる。リエとナオミの立場が逆転していく。
- 「エスカレーション ディ・リーベ」:新世紀くりいむレモンシリーズとして、2001年7月27日に発売。上記の旧エスカレーション3作品のリメイク版。
- この新シリーズでのリエは学園の学生総代を務める最上級生で、新入生のトモエをかわいがる。
登場人物
小松崎リエ
シリーズ通しての主人公。
家庭教師の男性に心寄せていたが、母親との情事を見てしまい男性不信に。以後、全寮制の女子高に転入。入学式の際にナオミに目を付けられた後、ナオミのペットとなる。
詳細は当該記事を参照。
早川ナオミ
リエのお姉様であり、彼女をペットとして愛玩する年上の少女。
詳細は当該記事を参照。
ミドリ(大森碧)
ナオミの、最初のペットとなった少女。複雑な家庭環境により荒れていたようで、それから色々あり舞台となる女子高に入れられた。
物語開始時点ですでに調教されており、ナオミには従順。
詳細は当該記事を参照。
マリ(工藤真理)
リエの友人。ツーサイドテールの髪形が特徴。
当該記事を参照。
栗本アリサ
CV:松井菜桜子
3作目に登場する、1年生の問題児。
ショートカットの髪形で活発な性格。しかし、恋に恋するお年頃らしく、シスターをてこずらせたらしい。
「口づけってしたことあります?」と生徒会長をしていたリエにたずね、自分から唇を重ねて来た。
しかし、リエから逆にディープキスを受け、更には服を脱いで全裸になるように言われ、それに従う。
愛撫を受け始め、感じ始めたところに真理が来て、その場はうやむやに。しかし直後にミドリにつかまり、その事情を聴き出される。
後に、リエの卒業祝いのパーティにて。裸になってリエの前に用意され、ナオミとミドリに見られながらリエの愛撫を受け絶頂。その際には放尿して気絶してしまった。
リエとナオミが愛し合うために別室に向かった後、ミドリと別室に移る。その時にミドリから「あなた、お姫様みたいで素敵ね」と言われた後にキスされた。そのまま、肌を重ねたものと思われる。
ラストシーンで、卒業するリエから、彼女が来ていた制服を受け取るが「要らないんだけどなー」と口に出してしまう。しかし、制服とともに渡されたリエの写真は気に入り、見とれていた。
小説版ではエピローグにて。進級した後、リエの制服に袖を通しつつ生徒会長を務める様子が描かれていた。ナオミやリエ同様に、後輩の少女をペットとして調教しつつ、お姉様として愛している様子。学校内の礼拝堂でも「あの(後輩の)子が、虐められる悦びを知りますように」と心の中で祈っていた。
パロディマンガ「お注射しますわよ」
発売元の創映新社が発刊した漫画雑誌「フェアリーダスト」に、キャラデザインを手がけた冨本たつや氏の筆によるパロディマンガが掲載された。
ジャンルはいわゆる「アニパロ」で、リエ、ナオミ、ミドリが、病院を舞台にして活躍する、という内容。ミドリはナースを装い潜入したスパイ。ナオミは病院の美人院長。そしてリエは、先祖が忍者の大ボケなナースだが、意識せずにスパイやらテロやらをやっつけてしまうという役どころ。わざとパンツ丸見えの「少年誌キック」「少年誌ローリングソバット」を放ったり、大凧に乗って空を飛び爆弾落としたりなどと、本編とは異なるボケ倒したギャグマンガになっている。