概要
エデンズリッター2章の脇役として登場した少女。
原作においては本当にチョイ役でしかなく、ヒルデガルドによる苛烈な腐敗貴族狩りの犠牲者および復讐者でしかなかったが、後に始まったブラウザゲームエデンズリッターグレンツェではその立場がある意味レゾフュア以上に激変しており、第2部では実質的な主役になっている。
ヒルデガルドが自分の実家を潰そうと画策していること、それにより貴族として生きられなくなることに恐怖している所でゼノバイドの甘言に乗せられてしまい、自らゼノモンス化。
一度はヒルデガルドの寝所に忍び込み暗殺を実行しかけたが、すんでのところで自ら断念する。
しかし暗殺を嗅ぎ付けたヒルデガルドに領地まで押し掛けられ、追及に逆ギレして変身。
アッサリ敗れて殺されかかるが、主人公の「助けるから自分の使い魔として服従しろ」との脅迫に屈した結果九死に一生を得て主人公の配下に加わる。
ほぼ脅迫に近い契約だったが命を救ってくれた主人公に対しては深い恩義を感じており、何とか主人公の役に立とうと頑張る健気なメイドとなった後は賢者一家の家令として随所で活躍している。
貴族令嬢なので世間知らずかと思いきや、意外と世渡り上手で交渉も上手い。
加えて社交辞令も弁えており、追い詰められた状況でもきちんと遜った挨拶ができるなど「いい意味での」貴族らしさも持ち合わせている。
それによりスフォディル家家令兼賢者秘書となる。
しかしシャット姉妹と知り合って以降は彼女達にとことん振り回されており、ガルベリアを散策していた際には不審者として捕まりとばっちりで一緒に投獄され、飛竜騎士の試験を何故か一緒に受けさせられ、山登りをさせられた挙句遭難する等々……。
そのせいもあってツッコミの才能が開花し、このゲーム随一の常識人兼ツッコミ役としてプレイヤー達からも愛されている。
途中からは専門用語が出るたびに「ヘカーテちゃんの〇〇講座」と黒板つきで説明役としての出番が増えている(場合によっては講座のみの出番の事も)。
戦闘ではゼノゴーゴン化せずに石化の魔眼でサポートに徹していたが、ユニット実装に伴って剣を携えるようになった。
出番と活躍の多さに反してゼノモンスとしての姿であるゼノゴーゴン以外のバリエーションが一向に実装されず、すまぱん氏を始め実装を望む声は少なくなかったが三周年記念という節目になってようやっと人間形態もユニットで実装された。
なお立ち絵ではそれなりな巨乳に見えるのだが「レゾフュアよりも胸はない(厳密にはハロウィン・レゾフュア曰く「お胸があたしよりちっちゃい」)」とのこと、……間違いなくレゾフュアが体格の割にでかすぎるだけだが、世のお山のない者達に刺されない事を祈る。