概要
イタリアのベレッタ社が2021年に発表し2022年に発売したストレートプルのスポーツ・狩猟向けライフル。お値段1945ドル。
ベレッタらしい高品質とベレッタらしからぬ低めの価格とストレートプルの連射の速さが大ウケし、日本を含めた様々な土地の猟師達に買われている。
最初は30口径のみだったが、2023年には6.5クリードモア弾と.243WSSM弾に対応した。2024年にはカーボンファイバーで耐久力を上げたカーボンモデルが登場した。
ストレートプルの構造はリニアボルトアクションと呼ばれる独自の構造である。だが強いて言えばBlaser-R8に似ているらしい。
ユーザー側でボルト位置や排莢方向を左か右に変更でき、またストックは複合ポリマー製で比較的簡単に分解でき、スコープやアクセサリを簡単に交換可能な自由さが特徴。
余談
・かつてベレッタは501スナイパーというライフルで警察向けボルトアクション式狙撃銃市場に参入しようとしていたが、市場は競合する名銃達に制圧されており、需要がないとして発売中止され民間にも流されず参入はもうないと言われていた。
しかし2020年代に入りヨーロッパ・アメリカ市場でボルトアクション式ブームが訪れ、それに乗じてベレッタは立場を覆しこれを持って改めて市場に乗り込んだ。
性能
全長 | 1032または1096mm、1147mm(特注で.300WSM弾のみ) |
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銃身長 | 508mmまたは571mm、622mm(特注で.300WSM弾のみ) |
重量 | 3.3kg |
使用弾薬 | .243WSSM弾(6×42mm)、6.5クリードモア弾(6.5×49mm)、.308ウィンチェスター弾(7.62×51mm)、.30-06スプリングフィールド弾(7.62x63mm)、.300WSM弾(7.62x53mm) |
装弾数 | 5発 |
口径 | 24口径、26口径、30口径 |