ペンぬいとわたし
ぺんぬいとわたし
冬見障子氏がTwitter、pixiv及びニコニコ静画で投稿しているオリジナル漫画。
ある日突然ぬいぐるみがカワイイ幼児に擬人化してしまい、かわいくて健気なぬいぐるみと、持ち主たちとのどこかコミカルでほっこりする日々を描いている。
基本はweb掲載のみであり同人誌化は長らくしていなかったが、2019年5月に完全書下ろしの「ペンぬいとわたし・幕間」が刊行された。
女子大生の「みや」は、突然姉からペンギンのぬいぐるみを押し付けられた。
しかもそのぬいぐるみがひとりでに動き出した!
まるでホラー映画のような展開から逃げるように大学に行ったみやが恐る恐る家に戻ると‥‥。
「おかえいなしゃ(おかえりなさい)」
ペンギンのぬいぐるみはペンギンの着ぐるみを着た幼児に何故か変わっていた!?
かわいくなってもやはり怖いものは怖く、とはいえ捨てるのもマズく、仕方なく家に置くことになったのだが、いつのまにかすっかりドハマりしてしまい、「ぬいちゃん」と呼んで可愛がるようになってしまうのだった。
- みや
主人公の女子大生。ぬいちゃんが来るまでは一人暮らしだった模様。元々かわいい物好きだったが、上記の通り、ぬいちゃんに魅了されて愛でまくる毎日を送っている。ぬいちゃんのあまりの可愛さと健気さに心臓が止まりそうになることも。
- ぬいちゃん
幼児に何故か擬人化したペンギンのぬいぐるみ。名前は「『ぬい』ぐるみ」からとっている模様。とにかく可愛くて健気な良い子。性別は不明(作者曰く「こんなかわいい子に性別はない」)。着ぐるみを脱げば人間そっくりになる。ただし、身長は30㎝と新生児より小さく、人外とバレてしまうため外出することができない。
- みやの姉
みやにぬいちゃんになる前のペンギンのぬいぐるみを押し付けた張本人。‥‥だったのだが、みやほどじゃないが、彼女も擬人化したぬいちゃんに魅了されてしまっている。週一ぐらいの割合でみやとぬいちゃんの様子を見にきている。
- あやか
みやの大学での友人。かわいいもの好きで、あーちゃん(後述)を見せびらかそうと強引にみやの家に押しかけたことからぬいちゃんとも知り合う。
- あーちゃん
あやかの持っていたアザラシのストラップが擬人化したもの。名前の由来は荒巻スカルチノフ‥‥ではなく「アザラシ」から。身長13㎝とぬいちゃんよりも小さく、一日のほとんどを寝ている。