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君との8年間は・・・僕の宝物だったから・・・



概要編集

CV.石田彰


「英雄伝説IV 朱紅い雫」に登場するキャラクター。主人公アヴィンの親友。ウルト村出身。18歳。


冷静だが、少しおっとりしている面もある。気が優しく、1つ年下の親友であるアヴィンを兄のような目で見ている。とても友達思いで、アヴィンのことが心配で旅に同行する。のんびりしているように見えて、実は大事なことは見逃さない鋭い観察眼を持っている。どちらかというと突進型のアヴィンには、なくてはならないパートナー。


金髪でスカートみたいな服で女の子みたいな髪型で回復役な男ヒロインの先駆けともいえるキャラ。


PC-9801版とWindows版で展開が違うが、どちらもマイルの存在がアヴィンに運命を変える行動をさせる鍵となっている。




PC-9801版では、アヴィンの旅に同行して、序盤から固定メンバーとしてパーティに加わる。

中盤、ボルゲイドの襲撃を受けたときに、アイメルをかばって命を落とす。しかし、そこに現れたベリアス卿にシャノンがマイル様に生きていてほしいと独断で契約を交わしたために、オクトゥムの力で生かされている抜け殻のような人形(ゾンビ状態)にされてしまう。その状態でシャノンともども、手駒として軟禁されていた。死の間際、意識を取り戻したマイルはアヴィンに別れを告げて消滅するが、アヴィンの決死の行動でアイメルと一緒に生き返った。


助けたシャノンから勝手に王子様扱いされて追いかけられている(ストーカーされている)が、マイル本人は心底嫌がっている。しかし、シャノン本人が気持ちを押し付けるだけで、マイルが嫌がっているということに気づかず、さらにまったく話を聞かないために、典型的なストーカー被害にあっている。PC-9801版エンディングではかなり悲惨な状態になっている不憫な青年。

Windows版では、シャノンのストーカーぶりはPC-9801版と比べると少しは抑えられていて、アイメルとはかなりいい雰囲気になっていた。


戦闘ではブーメランと白魔法を使う。マイルのブーメラン攻撃は剣より射程が長く、離れたところから攻撃でき、反撃を受けない。


CDドラマでは石田彰氏の好演によりアヴィンを見守る兄のような優しさと親友の心遣いを絶妙に演じている。(余談だが石田彰氏は後にミッシェルも演じている)




Windows版では、見晴らし小屋にやって来たときのアヴィンとマイルの交流が追加シーンとして加えられて描かれていて、PC-9801版よりもアヴィンとの絆や友情が強くクローズアップされている。

同年代の子供がいなくて、友達が欲しいと願っていたマイルにとって、アヴィンがやって来たことはとてもうれしかったが、当のアヴィンは妹アイメルと生き別れたショックで心を閉ざしていた。そんなアヴィンの気持ちを察して寄り添うマイルの真摯な心と優しさに触れていくうちに、やがてアヴィンも心を開き、二人は親友になった。


アヴィンからアイメルのことをよく聞かされていたためか、マイルもアイメルのことを気にかけていた。中盤、出会ったアイメルとも仲良くなり交流を深める。


しかし、オクトゥム信徒の襲撃を受けて、アイメルともどもベリアス卿の手駒として拉致されて、敵側に利用されることになってしまう。





以下Windows版における詳細なネタバレあり




































聖都街道でベリアス卿の襲撃を受けたときにマイルは命を落としたが、ベリアス卿がオクトゥムの力を使って甦らせた。そのときに髪の色が金色から銀色に変わる。

マイル


その後のマイルはベリアス卿に身体と意識を乗っ取られていた。ベリアス卿は、自分がオクトゥム復活の儀式のためにカテドラールから離れるわけにはいかなかったため、自分の代理としてマイルを操って様々な工作を仕掛けて、ギア鉱山、ガーデンヒル、ウルト村で災厄を起こした。



封印の地でアヴィンと対峙したときは、『生命の書』の禁呪がかけられてアヴィンの姿も見えていなければ言葉も聞こえていない虚ろな状態で、正気に戻す方法は命を絶つのみだった。しかし、アヴィンの持つ『護りの鈴』の音色とアヴィンの訴えで心を取り戻した。


マイルは、オクトゥムが消えれば自分自身も消滅してしまうことを知っていながら、アヴィンの旅を終わらせるためにその後の戦いに同行する。


オクトゥムを倒した後、オクトゥムの力を受けていたベリアス卿と同じくマイルも消滅することになる。マイルはアヴィンにそのことを話し、「君の旅の目的は・・・アイメルを助けることだったはず・・・。オクトゥムを倒さなければ・・・旅は終わらない・・・。・・・約束したじゃないか・・・最後まで・・・アヴィンの旅に付き合うって・・・。ここが旅の終点だ・・・これから・・君には幸せが待っている・・・」とアヴィンを気遣う。

「なにが・・・幸せなもんか!お前がいない世界に、どんな幸せがあるんだ!」と言うアヴィンに、マイルは「心を取り戻してくれてありがとう・・・。君との8年間は・・・僕の宝物だったから・・・。最後に・・・一緒に旅ができて楽しかったよ・・・。・・・さよ・・なら・・ア・・ヴィン・・・・・」と別れを告げて消滅した。


しかし、アヴィンが持っていた神宝カベッサを通じてアヴィンの旅を見ていたバルドゥスが冥府門を開き、マイルを救うチャンスを与える。アヴィンは冥府の穴に飛び込み、冥界に落ちていくマイルの魂を助けたことで生き返った。


その後は、ウルト村に帰還。エンディングでは、見晴らし小屋で暮らすアヴィンとアイメルと一緒に過ごしている様子が見られた。



数年後を描いた続編である海の檻歌にもアヴィンやミッシェル達と共に登場、前作でベリアス卿が言っていた大きな災厄を探るためガガーブの先を越えて南のヴェルトルーナ大陸へと向かう、外見的な変化は少ないが前作と比べて幾分髪の毛が伸びている。




余談編集

当時BLが盛り上がっていた影響か、PC-9801版特典の「英雄伝説Ⅳ朱紅い雫 FUN BOOK」のマイルのページでは、『ホモだち』と描かれているアヴィン&マイルのラクガキが掲載されて、『別に怪しい関係ではない』と書かれていた。…『ホモだち』と書かれているイラストを添えて『怪しい関係ではない』と書くのはあまりにも矛盾しているが、あくまでスタッフの遊び心だと思われる。



関連タグ編集

ガガーブトリロジー 朱紅い雫

アヴィン アイメル シャノン

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