プロフィール
概要
マジカリウム合金という合金で出来た純白のボディに十字が入った赤い瞳、ランドセル型のブースターを装備したロボットのような魔法少女。
その外見から怖がられてしまう事も多く、本人は気にしていないが内心では人並みに傷ついている。
本編よりは短編集に出番が多い。
人物像
中卒のフリーターであり、普段はコンビニでアルバイトをして生活費を稼ぎつつ、ホームレスに交じって生活しているが、友人がマンションの部屋を開けている日はそこで寝泊まりしている。
実はこのアバターは友人が彼氏の趣味に合わせて作成したもので、ある日たまたま代行でプレイしていた真琴が魔法少女に選ばれ、そのまま活動することとなった。
「22世紀から来た魔法少女型ロボット」というアバター設定に対するロールプレイには意外と積極的。普段は十代女子の典型的な話し方をするのに対し、変身時は発音や抑揚をロボットらしくし、ですます調で喋る。狼狽えるなど余裕がなくなると、変身時でも素がでることがある。
金に汚い現実主義者であり、自分の魔法で出した道具を一万円というぼったくり価格で主にお人好しなシスターナナに売りつけている。人を見る目も確かで、その人物の本質を即座に見抜くことができる。
「自分のやりたくないことは絶対にやらない」をモットーとしており、たとえどんな状況に陥ろうともその考えを曲げることは無い。そのため、協力者として「やりたくない事」をやらされそうという理由で教育係にはシスターナナではなくカラミティ・メアリを選んでいる。
一方で魔法少女の仕事である「人助け」には積極的だったり、母親への誕生日プレゼントを失くしてしまった子供に自分のアイテムをプレゼントしたりと、決して悪人というわけではない。
魔法
- 未来の便利な道具を毎日ひとつ使う事ができるよ。
背中にあるウェポンラックから全部で四億四千四百四十四万四千四百四十四種類ある未来の道具をランダムで取り出して使う事が出来る。
非情にギャンブル性が高い能力で、どんなアイテムが出てくるかは完全にランダム。「昆虫雌雄鑑定機」「一日で漫画が描けるペン」「完全自動掃除機」等、いずれも道具としての性能はともかく用途は極めて限定的。更にアイテム自体もその日限りの使い捨てとなっている。武器として使えるアイテムが出てくる確率はそれほど低くはない様子で、稀に非常に有用なアイテムも出てくる。
シャドウゲールに改造してもらえば超巨大形態マジカロイド555へとパワーアップし、五千五百五十五京五千五百五十五兆五千五百五十五億五千五百五十五万五千五百五十五種類にまで増えたアイテムを自由自在に使用できる可能性が示唆された。
漫画版では
原作より出番が早くて多く、リップルとカラミティ・メアリが最初に衝突した時にはもうメアリの腰巾着になっていた。
原作の様なしたたかさはなく、気弱で強者に逆らえない性格に変更されている。