概要
6600万年前、ララミディア大陸に生息していたティラノサウルスの1個体で、経験豊富なオス。群れのリーダーでもある。
トリケラトプスを狩る際に、自ら気を引いてから首元に噛みつきとどめを刺すなど、百戦錬磨の腕前の持ち主。また、暗闇でも嗅覚を活かしてトリケラトプスを狩るなど、単独でもその強さは圧倒的だ。(田辺誠一氏のナレーションによると、この森では、どこに隠れようとも、マックスから逃れることはできないという。)
また、子育てにも熱心で、自分の赤ちゃんが翼竜・ケツァルコアトルスに襲われそうになったときは、勇敢にも襲い掛かっていくという根性の持ち主。
補足
- 劇中で描写されているマックスの映像は、すべて2017年放送のダーウィンが来た!から流用されたものである。
- 劇中ではティラノサウルスは全身羽毛に覆われた描写で登場している。これには賛否両論あるが、植田和貴監督は「ティラノサウルスがどこまで羽毛を生やしていたか、確かなことはよくわかっていない。実はこの時の番組で再現した"羽毛モフモフ・ティラノ"には、ある細かな設定がある。この羽毛モフモフ・ティラノの住処は北米大陸の北部、と設定しているのだ。気温が高かったはずの北米大陸の南部で生きていた個体だと、アフリカゾウと同じ理屈で羽毛を失っていることが想定されるからだ。」と著書で明かしている。