概要
沖縄ではマブイには「イチマブイ(いわゆる生霊)」と「シニマブイ(いわゆる死霊)」があると考えられており、地域によっては人に宿るマブイの数は異なり、3つ、5つ、7つだったりするとされている。
またマブイは驚いた瞬間に体から飛び出してしまう事があるといわれ、このような事態を「マブイ落(う)とし」といい、特に子供がよくマブイを落としてしまう事があるとされる。
「マブイ落とし」になってしまうとその人物は病気がちになったり、無気力状態が続くようになるという様々な弊害が生じてしまう為、もし「マブイ落とし」になったらユタ(巫女)にたのんでマブイを元に戻すマブイグミ、マブイツケ(魂込め)を行ってもらわなければならない。
なお、マブイの出入り口は背中の上部、首の下あたりとされているらしい。