マヘス
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まへす
エジプト神話に登場する神々の一柱。
エジプト北部のナイルデルタ地方で信仰され、その後エジプト王朝の末期、第22王朝ごろに広く信仰される様になり、上エジプトでも信仰されるようになった神で、その名は「獰猛なまなざしを持つライオン」という意味を持つとされる。
セクメト、もしくはセクメトと同一視されるバステトの息子だとされる雄のライオンの頭部をした人間の容姿をしている処刑を司る軍神で、王の守護者にして戦友とされ、太陽神ラーの荒々しい側面を具現化した存在であり、その荒々しい性格から嵐と暴風の神ともされ、“殺戮の主人”、“嵐と風の主人”、“大いなる力と怒り持つもの”などの称号を持つ。
なお、後に主にクシュ人たちが崇めた神であるアパデマクと習合してライオンの神となったといわれている。
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