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CV:沢城みゆき

概要編集

シャイニング・レゾナンス』のヒロインの1人。中世的な外見をした少女。

いわゆるボクっ娘で、一人称は「ボク」。また、かつて煌竜の力を暴走させ傷ついた幼い頃のユーマを助けた「少女」候補の1人でもある。


ユーマが刻印教会の研究施設に捕えられていた時に出会った双子の兄妹・エトの妹で、エトとは容姿ばかりか精神的にも結びつきが強く、お互いに心が通じ合う程の感性の持ち主。


ユーマがソニア達に救出される以前にヨアヒムの“竜の魔眼”の移植実験に耐え切れずエトが死亡し、その様子をのぞき見似ていた所をヨアヒムに見つかり、新たな実験動物としてエトに移植された“竜の魔眼”を左目に移植された。


仲の良かった兄を失ったショック、あるいは魔眼にエトの人格が宿っていたのか、はたまた精神の錯乱により兄の人格を生んだのか真偽のほどは定かではないが、その直後に二重人格の兆候が現れ始め、それに目を付け利用することを思いついたヨアヒムの“スティグマ”によって精神支配を受けて洗脳されると、以降は彼お気に入りの玩具である生体実験兵器・エト・ラ・シーラとしてユーマたちの前に敵として立ち塞がる事となる。


しかし精神支配は完全なものではなかったらしく、2つの人格がせめぎ合う状態に陥っており、時折ヨアヒムの調整を受けなければ安定しない状況であったが、マリオン本来の人格が表出している時のユーマに助けを求める声とそれに応じて彼女を救うと決意したユーマ。そして彼に賛同したソニア達の活躍によりヨアヒムの手から無事に助け出される。


保護された当初はエトの死を認めたくない想いから必死にユーマに抵抗するものの、ユーマの煌竜の力により魔眼の力は封じ込められるのと同時に洗脳も解かれ、彼の懸命な呼び掛けにより最後にはエトの死を受け入れるとユーマたちと共にいる事を選ぶ。


その後、今まで使い手がいなかった竜刃器の1つ龍眼砲“バルモニウム”に使い手として選ばれると、悲しみの連鎖を断ち切るべくユーマへと恩返しを兼ねて自らの意思で竜奏騎士(ドラグナー)となり、彼らと共にその身を戦いに投じる事となる。


帝国に拉致されてから今までヨアヒムのモルモットとしての生活が長く続いた影響なのか、感情を表に出すことが苦手な節があり、どことなく機械的な印象を受ける部分もある。


性格はいわゆる“不思議ちゃん”で、自分の気持ちに正直で素直である為に時折ユーマをドキッとさせるような言動を取る事もあるが、本人は全く自覚していない。


また、ヨアヒムによる数々の生体実験の影響により優れた身体能力を持っているが、苦痛や恐怖を伴う生き地獄から解放された事から、この時の経験をユーマ達と共闘する上で使う事にはためらわないが、普段はリミッターを掛けて戦闘時のみに使用するように心掛けている。


その一方で、魔眼の影響なのか、視力が常人以上の水準にあり、敵の位置や距離などを正確に測れる上に、味覚も敏感で料理の調味料や隠し味も見分けられる特技を持っている。


余談編集

ゼストはエトがマリオンという名の少女という事を知らなかったようで、洗脳が解かれ、本来のマリオンに戻った彼女が今まで来ていた少年兵の服装からスカートへと服装を変えた姿を観た際にエトが女装しているのと勘違いしていた。


関連項目編集

エト・ラ・シーラ シャイニングシリーズ


エメラダ・カーリムゼノギアスの登場人物。「人体実験を受けたロリキャラ(あるものを移植されており異能として現れている)」「主人公に懐いている」「当初は科学者に操られて敵として登場する」など類似点がある。


風の聖痕:よく似た境遇のキャラクターである「大神操(おおがみ みさお)」が登場する。こちらは兄を殺されたことで精神が不安定になり、命を弄ぶ狂人に洗脳されて操り人形となってしまう。また過去に大怪我をした主人公を助けたことがあり、操は忘れていたが主人公は覚えていた。

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