概要
CV:田中秀幸
メイプルタウン郵便局の局長を務めるウサギの男性。
妻クリスティーヌとの間に
長女アン 次女パティ 長男ミック 三女コゼット の、4人兄弟がいる。
両親は健在で南のココナッツタウンで暮している。
外見
肩幅は広く、しっかりした体つきをしている。
紺色のスラックスに白いワイシャツに緑のネクタイ、黄色いベストとサンバイザーがいつもの衣装、郵便配達の時などはこの上に紺色のジャケットとキャップを被る。
性格など
穏やかで優しい性格で滅多に怒鳴ったりしない、だが甘いわけではなく悪いことをした子供にはしっかりと叱りつける。
良識人であり知識人、それゆえ様々な人たちから相談を受けることも多い。
責任感は強く、仕事は厳格にして忠実、だがプライベートではユーモアのある良い父親、
郵便配達で町中を回っているため、情報通でもある。
特技はバイオリンの演奏、運動神経も悪くないようで町の事業などに積極的に参加している。
彼のスクーターは配達はもちろんその機動力をあてにした住人達を乗せてあげることも多い、
しかし、警官、子供も含めて1台に7ケツはどう考えても無茶である。(案の定パンクした)
披露したことはないがサーベルを振り回すグレテル相手に怯えず徒手空拳で構えを取る辺り、武道の経験があるのかもしれない。
本編での活躍
郵便局の仕事上、町中の人達と親しく様々な事態に直面するある意味苦労人。
メイプルタウンに越してきた際にグレテルの列車強盗に遭い、郵便袋を奪われた事を責められ単身取り返しに行こうとしたり、パティのミスで大事な手紙を台無しにしてしまった際は辞職も覚悟するなど責任感の強さを感じさせる。
家族からの信頼と同じ位、彼もまた家族を信頼しており無茶な行動をする子供たちを温かく見守る、そして心配性な妻を何かと気遣い、助言するところなど愛妻家である。
その優しさと寛容さは町の住人達にも向けられ、バイオリン職人を目指す青年イターロ・タヌキーに自分のバイオリンを譲ったり、父親との不和に悩むダイアナを慰めたり、「仕事が欲しい」と言い出したグレテルに自分の仕事を手伝わせてあげたりと、人格者だが少々お人よしな面も強い。
パティの旅立ち、その後…
義妹のジェーンが次女パティを遠いパームタウンに連れていきたいと言い出した際、パティ自身に選ばせ、パティはジェーンのもとに行くと大喜びで宣言、「これで決まりだな…」と娘を送り出す事にするが、寂しがる妻クリスティーヌに
「パティが喜んでいるんだから僕たちも喜んでやらなきゃ」と諭す、
それを偶然聞いたパティは「ごめんなさい私自分のことしか考えてなくって…でも私本当にうれしかったから」「私ママが好きよ、パパが好きよ…世界中で一番好きよ」と涙ながらに語るパティを見て、笑顔で見送る決心を固める。
パティがパームタウンで暮すようになった後、クリスティーヌの誕生日を祝うためパティは久々にメイプルタウンに帰ってくるが、ついて早々ローリィやボビーと遊びに出かけ、夕方になっても帰ってこず、落ち込む妻を見かねたマルセルは探しに出かける。
森の中でパティたちを見つけ「パティ、今日が何の日か知ってるね?」「(ママの誕生日で)そしてお前が久しぶりに帰った日だ、その日に行先も告げず昼になっても夕方になっても帰らない…パティはいつからそんな人の気持ちも考えられない子になってしまったんだい?」と、厳しめに叱る。
だがパティは母への誕生日プレゼントを作るため奔走していたことをローリィ達から聞かされ
「パティは優しい子だった…怒って悪かったね」と笑顔で謝罪した。
ある日、マルセルは遠方のノースタウンへの転勤が決まり、パームタウンに居るパティもつれていく事になり、パームタウンのパイカクリニックまで家族で迎えに行くが、パティが一向に姿を現さないので不審に思っているとジェーンから『パティはここを離れたくないので家出してしまった』と涙ながらに伝えられる。
自分が出した迎えに行く旨の手紙の内容を思い出し、「僕たちの手紙はちょっと言葉が足りなかった様だね…もう少しパティやジェーンの気持ちに気を使うべきだった」と自身の配慮の足らなさを深く反省した。
しかしパティは無事、父の元に戻りともにノースタウンに行くことを決心してくれ、翌日親子6人船で旅立つのであった。
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