CV:能登麻美子
概要
外見は20代くらいの女性の容姿をしたギフティア。
快活な性格で巨乳。
オーナーは若苗ソウタという8歳の少年だが、元々は彼の両親が9年前に迎えていた。
3年前にソウタの両親が他界したため、以降は彼女がソウタの母親代わりを務めている。
回収が近いためアイラと水柿ツカサが彼女らの元を訪れるも、サインをするソウタが既にマーシャから寿命のことを聞いており荒れて反抗的な態度をとっていたためツカサたちは回収を後回しにしてソウタのケアを行うことにする。
ソウタの実母の作っていたケーキを皆で再現して彼の誕生祝いをしたことでソウタの態度も軟化して、無事回収を迎えられるかに見えていた。
しかし、翌日に回収を控えた日に闇回収屋の鉄鼠がソウタを騙してマーシャの居場所を教えさせ、マーシャはスタンガン状の凶器で眠らされ彼のアジトへ拉致されてしまう。
第一ターミナルサービスのメンバーが必死でマーシャを探し、もう一度ソウタと再会させた上で穏健な回収をする方法を模索するも、闇回収屋のアジトに踏み込んだ縹ヤスタカとシェリーが酷く殴られて気絶した鉄鼠を発見。
これによりマーシャがOSの耐用期限をオーバーしてワンダラー化し、人間に暴力を振るったたことを悟った桑乃実カヅキは彼女の保護を断念、3年前の絹島ミチルの「父親」の件のようにアール・セキュリティ社による破壊という事態だけは避けるべく、課員による介錯を行うよう指令をだす。
ツカサとアイラがマーシャを発見した際には多少元の人格に揺れ動きつつもワンダラー化した状態で、あとを追ってきてしまったソウタを拉致して逃亡。
再度ツカサとアイラが追いつき、マーシャの理性がわずかに残っている可能性にかけて呼びかけながら回収を試みるも、ソウタの声で感情が揺らいで暴走に拍車がかかってしまい、ソウタの首を締めるという最悪の行動を起こしてしまう。
もはや他に手段のなくなったツカサはソフトウェア破壊銃を撃ち込みマーシャを機能停止させたが、その時ソウタは気絶していたため、3年前のミチルの件のようにマーシャを手にかける様子を直視させるという事態だけはなんとか避けられている。
無関係の第三者への被害も避けられたこともあり、この件はツカサとアイラに責任はないとされた。
闇回収屋もアール・セキュリティ社に摘発され一応の解決は見たものの、ソウタとの約束を守れなかったツカサはただ彼に詫びるしかなかった。
身寄りのなくなったソウタはその後二人で住んでいたマンションを離れてどこかに引き取られたようである。