解説
国によってはゼーメンシュ、ハヴマンとも呼ばれる。
TRPGなどでは男女問わず人魚を「マーマン」の呼び名で統一しているが、通常はマーマンと言えば男性の人魚を指す事が多い(マーマンを男性の人魚に限定した呼び名として用いる場合、男女問わず人魚を指す場合は「マーフォーク(merfolk)」、女性の人魚は「マーメイド(mermaid)」と呼ぶ)。
元々は、人魚と言うよりは魚人に近い姿に描かれていたが、近年のフィクションでは美丈夫の上半身を持つ人魚の姿で描かれる事が多くなった。その他、マーマンと人間の姿を使い分けるパターン、陸に上がった時だけ人間に戻るパターン、海底のパーソナルスペースで人間に戻るパターン(水中でも息が出来る)等、様々なパターンがある。
尚、伝承に忠実なマーマンの外見は、『眼光が極めて鋭く、短く縮れた黒髪をした醜男』とされる。
又、性格は『自身の妻であるマーメイド以外に興味がなく、妻が自分以外に愛情を向けた場合、たとえ自分の子供であっても排除を辞さない』と、狂気染みた愛情を持っている。