概要
エッグを所持する傀儡である偽ギュスターヴの腹心・エーデルリッターの1人。
サルゴンと並び固有グラフィックと固有セリフを持つ数少ない存在。サウスマウンドトップの戦いには唯一参戦しておらず、侍女と見受けられることから、平時の役目は戦闘員ではなかった様子。
偽ギュスターヴが乗っ取った鋼の都ハン・ノヴァに潜入したウィル一行を捕まえるべく出動するのが初登場シーン。
複数人のアニマ(≒魂·魔力)を1人の人間に注入した強化人間であるエーデルリッターの力は、モンスターを従えることもできることが彼女によってハッキリとわかる。
変身すると「樹の将魔」になる。
この時、体の大部分は異形の将魔・顔の部分だけ人間という、変身途中の様子を唯一見ることができるシーンでもあったりする。
エッグの力に心酔しているらしく、ウィル一行を倒してエッグの一部に取り込もうと考えている。もっとも、元々人間だった彼女が、人間を誰彼問わず「エサ」としか見ないエッグの意思に心底共感する可能性は低いであろうことから、エーデルリッターとしての誕生時に自我の中枢をメガリスによってかなりエッグの都合の良い方向に書き換えられたのかもしれない。
エーデルリッターは、エッグ所持者でないにもかかわらず、エッグの意思で吸収される運命にある存在であり、サルゴンは心の中で拒否していたが、心酔していた彼女はエッグにとってさぞかし「いい道具」だったことだろう。