概要
デデデ大王とメタナイトが描かれたイラストに付けられるもうひとつのタグ。
関係性
二人がどのような出会い方をしたのかは不明だが、夢の泉の物語で二人は夢の泉を守るために共闘している。ラスボスがデデデ大王のため、メタナイトはデデデ大王の部下にも見えるが実際の所の関係性は明かされていない。彼らは様々なところで共に戦う場面が多い。
特に番外作カービィファイターズ2ではカービィを倒すために二人はバディーを組み、様々な連携技でカービィ達を苦戦させた。ここでは二人が深き絆の盟友と名乗っているため、カービィのライバルという顔見知りと言う関係だけで済ませるのではなく、お互いに手を取り合い同じ目標を持つ友であるということも分かる。
部下のようであり、友である。はっきりとは関係性は描かれていないが今後の彼ら二人の活躍も見守っていきたいところだ。
ファイターズ2での彼ら
今まであまり直接二人で絡むことは無かった二人だが、カービィファイターズ2ではバディファイターズタワーというまるでバベルの塔のような長い塔を建て二人でバディーを組み、カービィ達へ挑戦状を送りカービィ達を倒すという話になっている。
塔に登っていくと一度デデデ大王とメタナイトと戦うことになるが、彼らは影武者であり、影武者だったワドルディたちはそそくさと逃げていった。何故影武者を作ったのかはわかっていない。そしてバディファイターズタワーをどんどん昇っていくと今度こそ本物の二人と対決することになる。
カービィ達を倒そうとする二人。1回戦目が終わるとデデデ大王は懐からマキシムトマトを取り出しそれを半分だけ食べると残ったトマトをメタナイトに投げ渡す。スタイリッシュに受け取ったメタナイトは半分のトマトを食べると互いに目を合わせて頷き合い、2回戦目が始まる。様々な連携技を繰り出す彼らだがカービィ達に敗れてしまう。やられたあとのエンディングロールではデデデ大王は地上を歩き落ち込んだ様子を見せ、メタナイトはその上を飛んでいる。エンディングの最後ではデデデは諦めずに顔を上げ、降下してきたメタナイトの手を掴み二人で再びカービィに挑むことを決意。
更に塔を高く積上げ、カービィ達に本気勝負を挑むデデデ大王とメタナイト。ここまでの戦いは前回と同じだが1回戦目を終えるとここでメタナイトの仮面が2つに割れてしまう。素顔がコンプレックスのメタナイトを助ける為にデデデ大王は隠し持っていた邪悪なオーラを放つ仮面をメタナイトに投げる。メタナイトは振り向くことも無くその仮面を受け取り付けると、デデデ大王はメタナイト一人を仮面の支配に取り付かせることをせず自らもう1つの仮面を付け『下弦の月マスクド・デデデ』と『上弦の月マスクド・メタナイト』となった。
闇を纏った二人は再びカービィ達に最後の勝負を挑む。
いざ、やらいでか!!
闇の力を借りてもなおカービィに勝つことができなかった二人。2度目のエンディングでは二人は同じように歩むが、ここではデデデ大王が地面に転んでしまう。転んで落ち込んでしまっているデデデ大王の前に飛んでいたメタナイトは降り立つとそっと手を差し伸べる。デデデ大王は差し出された手を取るとそこで物語は幕を閉じる。
いつも口移しをする彼らだがここはあえてかっこよくトマトを投げ渡すシーンやメタナイトを仮面の闇に一人にさせず自分も一緒に闇へ堕ちるシーン、そして最後にあの何事にもクールなメタナイトがデデデ大王へと手を差し伸べるシーンなど、幾つもの困難を乗り越えて強くなろうと努力し友情を深め合う所はいつ見ても胸の暑くなるシーンばかりだ。
ゲーム的には少々難しさが些か目立つが、頑張って登りきって見る二人の友情はとても見応えのあるものなので是非皆にはプレイしてもらいたい。
何度もカービィ達に負けてしまった2人だがそれは無駄などではなく確かに二人の中にあった友情を強くさせた出来事になった。彼はカービィ達といる時の二人とはまた違う、クールでかっこいい盟友コンビだ。