「メンコミ」とは、オールジャンル(同人誌即売会)「MEN'S COMIC」の公式略称である。
2015年に終了したが、前任代表の許可の元、別主催によるメンコミが2019年に復活。
概要(2019年)
※高校就学生以下(高校生含む)は入場不可。ただし高校生に値する年齢でも就学せずに社会人として生活しているなら入場可
2019年2月17日(日)、ポートメッセなごや(イベント館)にて開催。
併設イベント
・20世紀作品オンリーイベント「コミック浪漫」
・コスプレ写真集+コスプレROM展示即売会+撮影会「ぷちROM-COMI」
「オールジャンル男性向同人誌展示即売会」とオールジャンルを名乗りながらも男性向けオンリーイベントと位置付けしている。
ちなみに、元々メンコミとは無縁で2018年7月に「コミック浪漫」単独開催の予定だったが、東京以外で開催の旬ジャンルではないイベントだったためか、サークルがほとんど集まらず開催中止となった。
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概要(2015年以前)
元は「MEN'S COMIC」を名乗っており、「メンズ」「メンコミ」などは略称の一つであったが、ある時から公式に「メンコミ」の名称が使用されるようになった。ただし表記は一定しておらず、第51回開催では「MEN'S COMIC」名義に戻っている。
元が男性向けオンリーであった為、現在でも男性向けサークルの参加が多い。
主催はメンコミ準備会。
愛知県にて過去50回開催。年2~3回のペースで開催されている。限りなく男性向けオンリーに近いオールジャンル即売会である。
1992年、「コミケ新刊並ばず買おう!」を合言葉に立ち上げられ、現在に至る。2012年で20周年を迎えた。
当時、東海地方における同人誌即売会とは即ち名古屋国際展示場で開催されていた「コミックシティ」と「コミックライブ」の事を指し、男性向けの同人誌即売会などは皆無であり、メンコミの登場は衝撃的であった。また、全国的に見ても「男性向けオンリー」は新し過ぎる程に画期的なイベントであり、東海地方以外でも評判となった。
サークル・一般参加者が全国から集まり始め、90年代後期には大きな勢力を誇るに至ったが、白鳥ホールの使用を禁じられて以降、幾つかの失策が重なり急速に低迷に向かう事となった。
同時期に「コミックシティ」が「コミックライブ」との開催競争に敗れ、名古屋から撤退した事が重なり、愛知県における同人誌即売会文化自体も廃れ、大手委託書店の名古屋進出にトドメを刺される事となった。それから10年以上経った現代においても、名古屋に即売会文化が蘇る兆しは無い。
2000年、神戸でのメンコミ開催実現の為に「こみっく王国」なるオールジャンル即売会が新たに立ち上げられ、その後数年間は愛知県内でのメンコミ開催時にもそちらのイベント名が使用された。
メンコミは様々な会場を放浪している事で知られているが、現在は愛知県産業労働センター(ウインク愛知)に定着している。