概要
モスクワ旧都心部を囲む都市高速鉄道で、2016年(平成28年)9月10日に全面開業。
元々は貨物線用の鉄道を整備して2016年(平成28年)9月10日に旅客船として開業した。
尚、モスクワ地下鉄の路線として扱われる為、モスクワ地下鉄14号線とも言われる。
下請けとして選ばれた連邦政府所有のロシア鉄道及び、モスクワ地下鉄を通してモスクワ政府所有のMKZD社によって運営されている。
軌道インフラやプラットフォームはロシア鉄道、殆どの駅ビルはMKZD社が所有する。
日本で言えば、武蔵野線やおおさか東線、愛知環状鉄道みたいな路線となり、料金はモスクワ地下鉄と併用可能で初乗り加算はなく、入場は改札制となっている。
なお、各駅のホームは10両編成の列車が対応できる構造になっており、5+5編成の運転がされている一方、他線への運用も考慮されているので10両固定編成化はされていない。
10両固定編成化は利用者状況を見て行う予定となっている。
駅一覧
駅番号 | 駅名 | 乗り換え路線 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | オクルジュナヤ | ||
2 | ヴラディキノ | セルプホーフスコ・チミリャーゼフスカヤ線《ヴラディキノ駅》 | |
3 | 植物園 | カルーシュスコ・リーシュスカヤ線《植物園駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
4 | ロストキノ | ||
5 | ベロカメンナヤ | ||
6 | ブリバール・ロコソーフスカヴァ | ソコーリニチェスカヤ線《ブリバール・ロコソーフスカヴァ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
7 | ロコモティフ | ソコーリニチェスカヤ線《チェルキゾフスカヤ駅》 | |
8 | イズマイロボ | アルバーツ・コポクローフスカヤ線《パルチザンスカヤ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
9 | ソコリナヤ・ゴラ | ||
10 | ショッセ・エントゥジアストフ | カリーニンスコ・ソンツェフスカヤ線《ショッセ・エントゥジアストフ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
11 | アンドロノフカ | ||
12 | ニジェゴロドスカヤ | ||
13 | ノヴォホフロフスカヤ | ||
14 | ウグレシスカヤ | ||
15 | ドゥブロフカ | リュビリーンスコ・ドミトロフスカヤ線《ドゥブロフカ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
16 | アフトザヴォーツカヤ | ザモスクヴォレーツカヤ線《アフトザヴォーツカヤ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
17 | ジル | ||
18 | ヴェルフニエ・コトゥリ | ||
19 | クリムスカヤ | ||
20 | プローシャジ・ガガーリナ | カルーシュスコ・リーシュスカヤ線《レニンスキー・プロスペクト駅》 | |
21 | [[ルジニキ>ルジニキ駅]] | ソコーリニチェスカヤ線《スポルチーヴナヤ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
22 | クトゥーゾフスカヤ | フィリョーフスカヤ線《クトゥーゾフスカヤ駅》 | |
23 | デロヴォイ・ツェントル | フィリョーフスカヤ線《メジュドゥナロードナヤ駅》 | |
24 | シェレピハ | ||
25 | ハラショーヴァ | タガーンスコ・クラスノプレースネンスカヤ線《ポレジャエフスカヤ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
26 | ゾルゲ | ||
27 | パンフィロフスカヤ | ||
28 | ストレシネヴォ | ||
29 | バルチースカヤ | ザモスクヴォレーツカヤ線《ヴォイコフスカヤ駅》(徒歩圏内での乗り換え可能) | |
30 | コプテヴォ | ||
31 | リホボルィ |
使用車両
- ЕС2Г型(ラースカチスカ)
クロスシートとトイレが併用された車両で、5両編成で収納人数は1250人。
クロスシートの多くは3+2列か2+2列構成されている。
運用車両はЕС2Гの都市型専用車の第45~87編成が充てられている。
尚、ラースカチスカはロシア語で『燕』を表し、МЦКのホーム有効長は10両対応なので、5+5の10両編成の列車も対応可能となっている。