モボ611形・621形・21形・631形は、平成初期に製造された京福電気鉄道の路面電車車両。兄弟車の関係にあり、モボ621形・21形・631形はモボ611形の派生形式に位置づけられる。種車により形式は分けられているが、いずれもツリカケ駆動の抵抗制御で統一されている。
京福電気鉄道モボ611形
1932年製の「モボ111形」の老朽化に伴い、その代替車として1992・1993年に新製された。が、モーターなど電装機器と台車についてはモボ111形のものを継続使用できるとの判断から同形の流用とした。
計6両を製造。台車は2000年代に入ってからFS93形台車に換装、またパンタグラフもシングルアーム式へ交換された。
2020年現在、6両全車が在籍し、モボ2001形を除く全車と共通運用されている。